こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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米国から衝撃的なニュースが発信されました。
米国の労働省が3月26日に、新規の失業保険申請件数を発表。3月15〜21日までの1週間で実に328万3千件です。前週は28万2千件ですので、桁違いに急増しました。これは、たったの1週間で、300万人以上が解雇されたということを意味します。
過去最大は1982年10月で69万件、リーマンショック時の2009年3月でさえ66万件が最高だったことと比べると、今回はその5倍ほどになり、いかに異常か、急速な悪化が見て取れます。新型コロナ感染拡大で経済活動が制限された結果、日本の終身雇用とは異なり米国では解雇が特別なことではないため、雇用情勢が急激に悪化している模様です。
【アメリカの失業保険の申請者数の推移(人数の単位は百万人)】
出典:米労働統計局
現在、米国では労働者の5分の1が仕事をできない状況にあると報道されています。ゴールドマン・サックスは、トランプ政権になりずっと5%以下に抑えられ現在3.5%の失業率が、2020年7~9月期には9%まで上昇するとみています。さらには、失業率が数十%に達するという予想も語られ始めています。
ベクトルはリセッションに向かっていると見ていいでしょう。米国のGDPの70%は個人消費です。外出禁止、自粛ばかりか、失業者が増えると、個人消費など伸びるはずがありません。
最大規模の金融政策が打たれて、目先の株価には多少の反転は見られるものの、新型コロナそのものが終息しないと、厳しいことには変わりないでしょう。
金融政策で株価が上がったとしても、企業業績を伴わないものならバブルです。本格的に、株価が再び成長するためには、金融政策ではなく、新型コロナが終息に向かい、経済活動が元に戻り、雇用が回復して、個人消費が伸びる、そして企業業績が好転する、この流れが必要です。
株価は、企業価値(業績)やEPS(一株利益)で決まる、この基本を忘れてはなりません。
現段階で投資するには、過度にリスクを取りに行くとハイリスク・ハイリターンの域を出ず、もし失敗すると資産を失うという最悪の想定を常に頭に入れながら、投資しましょう。
ちなみに、僕okeydonは、つみたてNISAは継続しており、その他の買付は3月17日のロイヤルダッチシェルを最後にいったん休止しています。この先は新型コロナの状況を鑑みて、買付のタイミングも銘柄もよくよく考えます。来月末アーリーリタイアして5月に退職金を手にしますが、どう投資するか?さてはて?
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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