こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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今日は、日経新聞電子版 4月15日付記事「厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討」を読んで感じたことを綴ります。
記事には、
厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。
とあります。
いよいよ来たな、という感想です。働いていると70歳以上も厚生年金加入が権利ではなく義務になるということです。70歳は本来 年金を払う側ではなく年金を貰う側のはずです。
過去には、65歳雇用延長、年金支給65歳後ろ倒しがありました。
この数年では、1億総活躍社会、人生100年時代、エイジレス社会の到来を宣言(宣伝?)しています。
政府は、後出しジャンケンで、いろいろ変更してきます。国民としては不満や不安があることは確かですが、人口減少や寿命の伸びから高齢化社会となる現状や未来を鑑みると仕方のないことです。
将来的に、年金制度が今よりも優れたものになることは絶対にありません。財源がないからです。無い袖は振れないのです。よって、この先は、定年65歳義務化、雇用延長70歳義務化、年金支給70歳への後ろ倒し、年金支給額の減少などが容易く予想できます。
やはり国や政府に文句のひとつも言いたくなりますね。こらー!って。どうにかしろー!って。しかしながら、文句を言っても現状は何も変わりません。将来も何も変えられません。その時代その時代に適応するしか無いのです。もっと言えば、将来を予想して、先に手を打つべきなのです。
その対応策を、つまり解決策を、もっと噛み砕きますと 人生設計と資金計画を、自分で考えなくてはいけません。歳をとっても80歳まで働くのか、少しでも若いうちから資産を築くのか、ミニマム生活するのか、老後は新興国に移住するのか。あれもできない、これもできない、まして何も考えないというのは問題を将来に先送りすることを意味します。それでは、取れる選択肢が減り、より問題を大きくすることになりかねません。
不安を煽るような記事にするつもりはないのですが、結果的にそうなっているかもしれません。ですが、人生設計や資金計画と向き合うことは人生のどこかで必要だと思います。
僕okeydonは、20代から20年以上 株式投資をしてきました。この5年間で、高配当株(一部、増配株)に特化し、「じぶん年金」を構築してきました。今も、毎月の給料が入るたびに世界中の高配当株に投資して、配当金の最大化に努めて、じぶん年金をコツコツと育てています。じぶん年金を構築していたからこそ、政府発表や報道を色々と見るたびに何も動じなくて済んでいると言えます。配当金(じぶん年金)の最大化=不安・不満の最小化と言うわけです。
政府は、年金改革をする一方で、NISAやiDeCoなど投資環境を整えています。何もしていないわけではないのです。それに、公的年金だって投資で運用されています。我々が毎月支払う年金保険料は投資そのものと言えます。
バブル崩壊やリーマンショックの記憶から投資は損するものという考えが離れないのは分からないでもないです。どうしても投資が嫌なら、高齢でも働けるよう健康投資に答えを見出すこともひとつの選択肢だと思います。
繰り返しになりますが、文句を言っても現状も将来も何も変わりません。自分が想定していなかったことが起こるたびに文句を言って何も手を打たない側になるのか、変化に順応できるように備える側になるのか。自分の将来を変えられるのは、自分で自分のために具体的なアクションを起こすことのみです。
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