おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●アメリカ株に積立投資した場合のシミュレーション〜リーマンショックも乗り越えられる〜

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


今日は、アメリカ株に積立投資した場合のシミュレーションをしてみたいと思います。見事にリーマンショックをも乗り越えられます。
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NYダウは歴史的に見て右肩上がりです。ところどころで「●●ショック」を挟みながらも成長しています。
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(チャート引用:世界経済のネタ帳より)


シミュレーションの条件は次の通りとします。
①指数はNYダウを使います。
②毎年100万円ずつ積立投資したと仮定します。
③積立開始は1980年とします。
※毎年、時価額(運用額)にNYダウの年間パフォーマンスを乗じて計算します。



【シミュレーション1】
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●積立投資して10年経過となる1989年で、投資額1000万円に対して、時価額は2228万円です。

●20年経過となる1999年で、投資額2000万円に対して、時価額は1億2148万円です。ここで1億円を超えてきました。福利効果は絶大ですね。

●2002年(23年経過)、ITバブルと9.11明けとなりますが、投資額2300万円に対して、時価額は9047万円です。それなりに影響しますが、投資額からしたら充分なパフォーマンスです。

●2007年(28年経過)、リーマンショックの前年です。投資額2800万円に対して、時価額は1億5025万円です。

●2008年(29年経過)、リーマンショックです。投資額2900万円に対して、時価額は1億7万円です。株価がおよそ2/3になり、もちろん時価額も連動しています。積立投資であれば、むしろ買いのチャンスです。

●30年経過となる2009年で、投資額3000万円に対して、時価額1億2009万円とV字回復です。

●35年経過となる2014年で、投資額3500万円に対して、時価額2億1240万円です。ここで2億円を超えてきました。

●2018年(39年経過)、投資額3900万円に対して、時価額2億9947万円です。ほぼ3億円です。


これは積立額を100万円にした場合ですが、少額にしてシミュレーションしてみましょう。積立額を、年間36万円(月3万円)とした場合は、39年経過で、投資額1404万円に対して、1億800万円です。月3万円の積立が1億円まで到達するとは夢がありますよね。

しかも、これは配当金を計算に入れていませんので、保守的なシミュレーションとなります。配当金を再投資すると、金額はさらに増大します。



さらに、最悪のケースでもシミュレーションしてみましょう。最悪のケースとしては、2000年1月に積立投資を始めるというパターンが想定できます。2000年にITバブル崩壊、2001年に9.11、2008年にリーマンショックが起こり、短期間に3度のマイナスパフォーマンスを経験します。


【シミュレーション2】
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●投資開始から3年間はNYダウがマイナスパフォーマンスで我慢の3年間となります。ところが、4年で一気にV字回復します。

●2007年(8年経過)、リーマンショックの前年です。投資額800万円に対して、時価額1010万円です。

●2008年(9年経過)、リーマンショックです。投資額900万円に対して、時価額734万円です。ここで底を経験することになります。

●10年経過となる2009年で、投資額1000万円に対して、時価額は991万円です。ほかに配当金を受領していることを考えるとトントンですね。

●15年経過となる2017年で、投資額1500万円に対して、時価額は2409万円です。

●2018年(19年経過)、投資額1900万円に対して、時価額は3844万円です。およそ2倍です。


シミュレーション1と同様に、配当金は計算に入れていません。配当金を再投資したならば、より良いパフォーマンスが得られます。


いかがでしょうか。アメリカ投資はどんなタイミングで始めてもプラスになる可能性が高いことが分かりました。アメリカ株の成長力、福利効果や積立投資のすごさを実感いただけたのではないでしょうか。これでも、株式投資は博打でしょうか。これでも、海外投資は危険でしょうか。これまで、そう感じておられた方も、こうして具体的なシミュレーションを見ると少し印象が変わってきたのではないでしょうか。


人生100年時代、年金改革(受給年齢の引き上げ&減額)、賃金成長なし、マイナス金利orゼロ金利、このような時代を生き抜くには、アメリカ株投資はひとつの大きなツールであると思います。幸せへのカードであると思います。
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投資判断は、自己責任でお願い致します。


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