こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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4月15日15時に、docomoより新料金プランが記者発表されました。政府による「通信料金の値下げ要請」や「通信料金と端末代金の分離という方針」を受けてのものです。
株主としては、政府の値下げ要請以降 株価が継続的に下げており、また この先の業績にも関わることですので、新料金プランはとても気になる事柄になります。
そこで、ユーザーとしてではなく、投資家目線で、株主目線で、新旧料金プランを比較してみようと思い立ち、4月16日にdocomoショップに行ってきました。
新旧料金プランの比較の条件は次の通りとします。
◆パターン1◆
●ワイモバイルより乗り換え
●2年契約
①通話 1通話5分以内無料
②通信 5ギガ以内
③機種 iPhone8 64GB
※価格表示は、税抜き表示とします。
現行料金プラン(2019年4月16日現在)
①通話 1700円
②通信 5300円
③端末代金 0円
合計 7000円
新料金プラン
①通話 700円
②通信 4980円
③端末代金 ?円
合計 5680円&機種代
◆パターン2◆
●ワイモバイルより乗り換え
●2年契約
①通話 1通話5分以内無料
②通信 5ギガ以内
③機種 iPhoneXS 64GB
※価格表示は、税抜き表示とします。
現行料金プラン(2019年4月16日現在)
①通話 1700円
②通信 5300円
③機種代金 2700円
合計 9700円
新料金プラン
①通話 700円
②通信 4980円
③端末代金 ?円
合計 5680円&機種代
◆パターン1差額◆
7000円-(5680円+端末代金)=1320円-端末代金
端末代金がどうなるかに掛かってきますね。iPhone8が少し前の機種であることから、最新機種に比べると安くなるとは思いますが、割賦代金が月額1320円だと現行とトントンということになります。月額1320円よりも高くなると現行プランの方が安いことになります。
月額1320円×24ヶ月=31,680円、新料金プランのiPhone8の端末代金がこれより高くなるか、安くなるか、さてはて?
◆パターン2差額◆
9700円-(5680円+端末代金)=4020円-端末代金
先ほどと同様に、端末代金がどうなるかに掛かってきます。iPhoneは高級化しており、最新機種ともなると10万円します。
10万円÷24ヶ月=月額4167円
こうして計算すると、新旧料金プランでいい勝負ですね。
新料金プランをシミュレーションされる方はこちらから↓↓↓
www.nttdocomo.co.jp
そんな訳で、現段階において、一人で契約した場合は携帯料金は大きくは変わらないと思います。ユーザーとしては残念でしょうが、株主として、投資家としてはホッと胸を撫で下ろすところです。
家族まとめてなど、団体割引を使うことによって安くなっていくのでしょう。
とはいえ、docomoの新料金はソフトバンクやauへの追随程度と報道されており、docomoが率先して競争環境を作った感はないと言えます。また、来年からは5Gが始まり、当然 4Gより高い通信料金になるでしょう。さらには、docomoは通信だけではなく金融など多角化に舵を切っており、それらから通信で減る収益を補填できます。以上のようなことを鑑みると、株主として、投資家として、docomoの業績悪化をそこまで懸念する必要はないのではないでしょうか。
来月には新料金プランの詳細が分かりますので、そのときに再度検証したいと思います。
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