こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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未来予測×投資シリーズ、今回はヘルスケアセクターの可能性を探ります。
僕okeydonは、ヘルスケアセクターは伸びると思います。地球規模で人口が増加すること、景気に関係なく需要があること、これらが理由です。
この記事は次の内容になります。
◆ヘルケアへのアクセスは増加する
先進国は、長寿化、高齢化していきます。新興国は、人口増加、中間層増加が見込まれます。ともに、ヘルスケアへのアクセスが増えることは容易に予想できます。
さらには、景気循環に関係なく、需要は一定してあります。
市場成長することが見えます。
市場成長する分野への投資が、基本中の基本となります。
◆国連による地球の人口予想
国連の最新の予測によりますと、地球の人口は増え続けるとされます。2022年は80億人、2030年には85億人、2050年には97億人まで増加する見込みです。その先も、2080年代に約104億人でピークに達し、2100年までそのレベルを維持するとのこと。
やはり、ヘルスケア市場は成長が既定路線と分かりますね。
◆ヘルスケア独特の4大リスク
とはいえ、ヘルスケアには独特の4大リスクが存在します。
1)創薬失敗リスク
創薬には莫大な費用が必要になります。年月も要します。多くのリソースをさく必要があります。しかしながら、開発したものが、国から必ず承認されるとは限りません。そこにリスクがあります。
2)特許切れリスク
薬の特許が切れるとジェネリック医薬品が流通します。医療機器も似たようなことがいえます。そうなると価格決定権が弱くなり、利益率は下がります。
3)訴訟リスク
健康被害が発生すると訴訟を起こされるリスクがあります。利用者が多いと、それだけ賠償額が大きくなります。
4)政治リスク
薬価には政治が絡みます。実際に、今夏、バイデン大統領は処方薬の負担軽減策など「インフレ抑制法案」に署名・成立させています。薬価は引き下げられました。
これらを理由に、個別銘柄に投資しづらい部分があることは確かです。
◆セクターETF
そこで、僕okeydonは、ヘルスケアセクターへの投資は、セクターETFをお勧めしています。主に次の2つがあります。
XLV・・・米国のヘルスケアセクター大型株に特化。S&P500に属するヘルスケアセクターの約60銘柄のみで構成されます。
分配金利回り:1.62%
VHT・・・米国のヘルスケアセクターに広く分散。米国のヘルスケアセクターの400銘柄以上で構成されます。
分配金利回り:1.40%
大型株のみが安心か、広く分散が安心か、好みが分かれるところです。
◆個別銘柄なら
それでも、個別銘柄を持ちたい、そんな僕のような投資家もいらっしゃると思います。
その場合は、セクターETFを超えるパフォーマンスがある銘柄を選ぶことが必須です。セクターETF以下のパフォーマンスの個別銘柄を持つ理由など皆無だからです。
株価成長が強い、もしくは配当利回りが良い、もしくは増配率が高い、理想はそれら全てですね。
そのポテンシャルがある個別銘柄は...
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)だと思っています。JNJは元からいい銘柄ですが、利益率が低い大衆薬事業をスピンオフした後が、より期待できます。僕はJNJを保有しています。
僕は配当金目的の投資をしていますので、配当利回りだけ記述しておきますと、2.72%です。前出のETFより利回りは良好ですね。
◆おけいどんの結論
JNJに興味のある方は銘柄分析されてみてください。僕としては、ヘルスケアセクターではJNJとメドトロニックを保有していますが、ETF投資をメインにしていきます。VHTを保有しています。
なお、ユナイテッドヘルスに投資予定であることを、最後に付け加えます。同社の事業は、医療保険サービスや医療システムのデジタル化支援であり、これらは前出の4大リスクとは関係ないからです。S&P500を上回るパフォーマンスにも期待しています。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
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