こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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好調とされる米国株ですが、実はセクターにより見えてくる光景が異なるんです。
そこで、今日は、セクター間の比較をするために、セクターETFの年初来リターンを比較したいと思います。そして、そこから見えるものはなんでしょう?どう投資していきましょう?
バンガード社の10種のセクターETFを使います。
(2020年10月2日現在のデータ)
ティッカー 名称 年初来リターン
VGT 情報技術セクターETF 26.17%
VCR 一般消費財・サービス・セクターETF 25.32%
VOX 電気通信サービス・セクターETF 8.55%
VHT ヘルスケア・セクターETF 5.48%
VDC 生活必需品セクターETF 1.60%
VAW 素材セクターETF 0.93%
VIS 資本財・サービス・セクターETF ▲4.92%
VPU 公益事業セクターETF ▲7.31%
VFH 金融セクターETF ▲22.07%
VDE エネルギー・セクターETF ▲51.1%
パフォーマンスの良い順に並べてみました。最高リターンで情報技術セクターの26.17%、最低リターンでエネルギーセクターの▲51.1%です。この差!ハイテクが1.25倍程なのに対して、エネルギーは半分です。
遡ること8ヶ月、2020年の年始には株価は好調でした。その後、コロナショックで暴落。そして、コロナバブルで巻き戻し。それが米国株の概論でしょう。
ところが、実のところ、セクターごとに確認すると、これだけの差があるんです。投資セクター、投資法によって、かなりの差が出る相場だと思います。
例えば、有名どころで、高配当株ETFのSPYD、絶不調ですね。中身は公益株を多く含んでいますので、先ほどの年初来リターンを見れば納得できます。個別株を見ると、Amazonやマイクロソフトは最高値を更新しましたが、他方でエクソンモービルは全くさえません。
米国株は、コロナ禍でも金融相場で好調と言われていますが、セクターごとにリターンはこれだけ異なります。それはテーマや流行によるもの、景気サイクルによるもの、大統領選挙によるものであり、景気や時代が移ろうと、また違ったセクターが成長してきます。大統領による政策も株価には響いてきます。
僕okeydonは、器用な方ではありません。むしろ不器用です。だから、ポートフォリオ内に、互いに補完し合う銘柄を保有していきたいと思います。高配当株や増配株をメインに置き、成長株も織り交ぜています。
器用な方は、景気サイクルを見極めて、またはテーマや流行に乗り、セクター戦略、つまりそのときどき成長するセクターに投資をして、スイッチングして行かれるのでしょう。
どちらも投資ですね。
米国株は好調なのに、自分のポートフォリオはもう一つだなという方は、こういうことですね。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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