こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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投資歴20年以上の僕okeydonですが、その投資歴とほぼイコールの銘柄があります。それはタイトルの通りNTTドコモです。
投資時は、成長株かつ典型的な値嵩株で、1株180万円ほどだったと記憶しています。成長するという「ストーリー」を描いて投資しました。
ところが、株価はみるみる下がりました。いつか反転するだろうとホールドしましたが、気が付けば株価は半分に。損切りするには完全にタイミングを逸しました。仕方なくホールドしていましたが、一度だけ本気で損切りを考えたことがあります。
が、冷静に分析しました。増配を重ねて配当金が育っていることに注目しました。ここで、「ストーリー」を塗り替えました。配当金目当てでホールドを続ければ、元が取れると計算できたのです。成長株から高配当株へと「ストーリー転換」した訳です。珍しいパターンで、これが唯一のケースですね。「ストーリー転換」したところで、ナンピン買いしました。数度のナンピン買いにより、株数は当初の2倍になりましたが、単価は下げることができました。「ストーリー」に添ってアクションしました。
やがて、高配当株として、投資雑誌にも紹介されるようになりました。世間が僕に追いついた、、、かっこよく言えばですが、単なる結果論です。
そして、トータルリターンではプラスになりました。とはいえ、キャピタルはマイナスで、心の重荷はまだまだ。
その後、2018年にはキャピタルのプラ転が見えてきました。が、そのタイミングで、政府による携帯電話の通話料金値下げ圧力により、再び暴落。なんてことを!当時は政府に怒り心頭でした!
そこから、さらに耐えること1年半、ついにこの度キャピタルでもプラ転しました。苦節20年、本当に耐えましたね。耐えに耐えました。本当に長かった。辛抱強くよく頑張ったと素直に自分を褒めたいです。耐えることができたのは、配当金が良かったからですね。それと、ナンピン買いして単価を下げたことも成功要因です。時間を味方にして高配当を貰いつつトータルリターンをプラスにする、さらにキャピタルでもプラスを待つ、そういう「ストーリー」があったから耐えられましたね。
この先も、高配当株として、さらに長期投資を再スタートする気持ちでおります。公益セクターとして、電力よりも優良な投資先と判断しており、さらに5G銘柄としても期待しています。
投資するには、ただなんとなくホールドするのではなく、明確な「ストーリー」が必要ですね。そして、「ストーリー」から逸れたときに判断する、この繰り返しです。「ストーリー」抜きでは、なし崩しになります。そして、そもそも、投資ルールの確立も必要です。
少し話が逸れますが、目下の課題は、東京ガスにどう対処するかです。配当利回りが低く、成長も期待できず「ストーリー」が描けません。日本株は高配当投資という絶対的な投資ルールから外れている銘柄で、ポートフォリオのお荷物になっています。3月中旬までには損切り(トータルリターンはトントン)して、三菱商事と三井住友FGに乗り換える計画です。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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NTTドコモの銘柄分析です。高配当かつ増配、上場以来 減配経験なしです。
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カナダの通信大手、BCEも高配当かつ増配銘柄です。
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