「放ったらかし投資」とは、よく聞きますよね。本当に放ったらかしで何もしなくていいのか？
ETFや投資信託は、頻繁に売り買いすることで手数料を取られるくらいなら、文字通り放ったらかしにするくらいが丁度良いと思います。
しかしながら、個別株は、文字通り放ったらかしにしてはいけません。多少のメンテナンスは必要です。
こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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あなたは個別株に放ったらかし投資されていますか？高配当株 長期投資 配当金再投資をされている投資家やドルコスト平均法で毎月一定額を積立投資している投資家に、放ったらかし投資をする方が多いと思います。
文字通り、放ったらかしにしてもいいのでしょうか？冒頭にも書きましたが、答えはNO！です。
最低でも、ふたつのメンテナンスは必要です。
その1 決算は確認しましょう。
その2 株価が急落したら理由を確認しましょう。
その1 決算
放ったらかし投資とはいえ、決算の確認はしましょう。目先の決算の良し悪しに連動して株価が上げ下げしたからといって、即売却する必要はないでしょう。しかしながら、この先の業績予想や配当予想に変化が見られるなら要注意です。その個別株に投資したときと、今とで、「ストーリー」に乖離はありませんか？乖離が大きく出ているのなら、アクションが必要とも言えます。つまり、企業の成長ストーリーが衰えたとか、配当戦略が変わったとか、それら乖離が見られたなら、売却を検討するに値するかもしれません。
その2 株価急落
放ったらかし投資とはいえ、株価が急落したときは原因を確認しましょう。株価が下げるということは必ず理由があります。まず初めに、その企業のサイトでIR情報を確認しましょう。そこで何も情報がなければ、ニュースを検索しましょう。株価が急落する理由としては次のものが挙げられます。
①決算が悪い
これは、先程 「その1」で記述した通りです。
②不祥事
僕okeydonの考えとして、不祥事は連鎖する可能性が高いと思います。企業名は上げませんが、ここ数年で発生した日本企業の不祥事は、一度あれば二度、下手すれば三度と続きました。うみを出し切ったとお詫び会見しながら、後出しジャンケンのように、不祥事が続きましたね。従いまして、僕okeydonは、不祥事を起こした企業からは投資を引き上げます。損切りします。
③事故
事故と不祥事は異なります。事業をしていると、事故はある意味 付き物です。事故が発生したら、原因を究明し、再発防止策を策定し、それが現場に浸透されて、再発がないのであれば、投資を継続してもいいと思います。もちろん、事業の継続を危うくするレベルの事故なら話は別です。
④増資
欧米企業では あまり聞きませんが、日本企業には増資というリスクがあります。自社株買いの180度反対で、資金調達のために株を増やすということです。1株利益が希釈化されますから、株価は下がります。僕okeydonの保有銘柄では、2018年10月に東急不動産ホールディングスが増資を発表して、株価が急落しました。2019年3月期、2020年3月期と増配を発表していますので、ホールドしていますが、減配となると投資引き上げという判断をしていたかもしれません。増資すると1株利益が減ることになりますから、この辺りをよくチェックする必要があります。
⑤減配
減配するということは業績が芳しくないか、株主還元策に変更があったということですね。業績によるものなら一過性のものなのか、企業の成長ストーリーに変わりがないのか見極める必要があります。僕okeydonとしては、翌年以降の増配の見込みがない減配なら、投資を引き上げる可能性が高くなります。
⑥上場廃止
最近では、BTグループ ADRの上場廃止の発表がありました。前向きな材料ではなく、保有してもジリ貧になる可能性が高いと言えます。僕okeydonなら、すぐに投資を引き上げます。
BTグループ ADRの上場廃止に関する記事が、上場廃止時の対応方法として参考になると思います。
okeydon.hatenablog.com
BUY & HOLDの放ったらかし投資といえども、個別株の場合は文字通り放ったらかしにしてはいけません。最低限のメンテナンスを行ないましょう。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
関連記事です。
BTグループ ADR上場廃止、保有株が上場廃止する場合の対処法。
okeydon.hatenablog.com
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