こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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先日、新聞で読んだのですが、
昭和生まれは「未来志向」で生きて、今を努力して未来を楽して生きたいと思っていたことに対して、
平成生まれは「現在志向」で生きて、今を楽しみたいと思っているそうです。
昭和生まれでもバブル期より前に就職していた世代は、未来志向で成功したと言えるでしょう。年功序列による右肩上がりの賃金、豊富な賞与、何千万もの退職金、しっかりとした公的年金など、多くの方が老後は安泰ですね。
しかし、昭和生まれでも、氷河期世代はどうか？就職活動に苦労して、やっと入った会社では業績は良くなくて賞与もそんなにない。いつの間にか年功序列はなくなり実力主義の名のもと人件費は削られ、役職定年でさらに給料カット。やがてリストラにあって座っていた席は若者に取られる。退職金もあんまり、さらには公的年金に多くは頼れない、頑張っても それだけ報われなかった、僕okeydonもこの世代です。
それに対して、平成生まれは、昭和生まれが頑張った結果を見て悟ったのでしょうか。頑張っても報われる可能性は低いよねと。だから、「将来よりも、まずは今を楽しもう」と思って「現在志向」で生きる。
分からなくはないです。理解できる部分はあります。若いうちは、現在志向で生きて、若いうちにしかできない体験を沢山すればいいと思います。歳をとってからでは、体力や気力が低下して、若かった頃のようには遊べなくなります。これは自身が40代になった今はよく分かります。だから、若いうちに遊べばいいです。
しかしながら、老後は必ず誰にも平等にやってきます。10代はフルに遊べばいいと思います。20代も就職するまではそれでいいでしょう。就職したら、少しずつ老後を意識するべきです。具体的には、貯蓄は必須、老後の準備のためにお金の勉強もすべきだと思います。公的年金に多くを頼れないことくらいは理解していると思います。
今を楽しく「現在志向」で生きることで、将来の不安を無視することはいけません。将来を悲観して無駄に不安になる必要はありませんが、何も考えないのもいけません。
毎月、会社からもらうお給料、年に2度もらう賞与は、今を楽しむためだけのお金ではありません。人生100年を生き抜くお金の一部です。退職金や公的年金だけで何とかなる時代ではありません。それで人生100年が安泰だと言えるのはほんの一握りの勝ち組だけです。まずはその現実に気が付いてください。いくらシルバー労働するとはいえ、人間 絶対に100歳までは働けないのですから。
若いうちから、投資するのは知識に加えて勇気が必要だと思います。まずは、貯蓄と節約からでも始めましょう。投資は多少なりとも勉強してからがいいと思います。人生の先輩として、「現在志向」をマックスに楽しむのではなく、ほどほどにすることをお勧めします。
自分はどう生きるのか？人生の方程式をどう解くのか、考えましょう。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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