こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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老後2000万円問題でずいぶんと賑わっていますね。テレビでも雑誌でも、しょっちゅう「2000万円」を見かけます。
若者は、老後2000万円に怯える必要はないと思います。金融リテラシーを持てば、そんなに難しく考える必要はないと思うのです。時間を味方につければ、到達できる金額です。
具体的には、
「23歳から」、
「毎月2万円」を、
「年利3%」で
「42年間」、
「積立投資」すれば、
「65歳で」、
「2000万円」に到達します。
野村證券の「みらい電卓」で計算してみますね。
このとおりです。
毎月2万円なら、社会人にならずとも、大学生でも、アルバイトすれば可能な額ですね。いえ、高校生でも可能です。
社会人になって23歳からスタートなら、65歳ゴールで、ちょうど退職年齢ですね。
高校を卒業してすぐ、18歳からスタートなら、60歳ゴールです。65歳までさらに5年積み上げられますね。
高校生になって、16歳からスタートなら、58歳ゴールです。高校生から老後のことを考えられるかどうかは親の金融教育次第です。
または、親がジュニアNISAで、子供のために始めておくということも出来る時代になりました。
では、年利3%になる投資先はあるのか?となります。日本円の定期預金や日本国債では絶対に無理です。成熟国となった日本では、昔のように定期預金や国債で財を成すことは不可能です。そんな時代は再来しません。では、金利の高い新興国通貨かと問われれば、それもノーです。リスクが高いです。答えは、アメリカ株投資にあります。
なかでも、アメリカの大企業上位500社に分散投資できるETF(上場投資信託)がオススメです。S&P500ですね。過去の年間トータルリターンは平均で約7%あります。
S&P500は、アメリカ企業の時価総額1位 1兆ドルのマイクロソフトに始まり、アマゾン、アップル、フェイスブック、JPモルガン、ジョンソンエンドジョンソン、アルファベット(グーグル)、エクソンモービル、ウォルマート、VISAなど、時価総額340億ドル以上の大企業500社に分散投資出来るので、安全性と成長性を兼ね備えていると言えます。
時価総額340億ドル、日本円にして3.6兆円クラスの企業は、日本ではJR東日本、伊藤忠商事、日立などに相当します。このクラスは、日本では時価総額30位台ですが、アメリカでは500位と、それだけ大きな企業がたくさんあるということになりますね。
S&P500につきましては、過去記事で紹介していますので、そちらをご参照ください。
アメリカ株は、歴史的に見て、リーマンショックなどで大きく下げることはあっても、右肩上がりで、高値を更新し続けています。
(チャートイン引用:世界経済のネタ帳より)
この通りです。
S&P500に関連する金融商品は多数ありますので、自分が投資しやすいものを見つけて、ただただ毎月2万円積立投資し続けることあるのみです。そこには何のメンテナンスも必要ありません。
お金を貯める、お金を増やすには、少しでも早く「正しい方法を知る」、少しでも早く「それを実行する」、たとえ株価が下げても「退場しない」、これに尽きます。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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