こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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今日は、東証上場ETF 1557 SPDR S&P500に積立投資した場合のシミュレーションをしてみたいと思います。この銘柄は、日本株口座にて、日本時間のお昼間に、日本円で、アメリカ企業500社に分散投資が可能なETFになります。ドル円の為替手数料が掛からない魅力もあります。
◆組み入れ銘柄
(運用会社スパイダー ホームページより)
マイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブック、バークシャーハサウェイ、アルファベット(グーグル)、ジョンソンエンドジョンソン、JPモルガンチェイス、エクソンモービルなど超有名なアメリカ企業が名を連ねます。アメリカ企業上位500社で構成されていますから、その成長性は世界一で、また倒産リスクは低いと言えるでしょう。これら企業に、日本株口座にて日本円で投資できるということです。
◆組み入れセクター
(運用会社スパイダー ホームページより)
情報技術が1/5を占めています。ヘルスケア、金融、一般消費財・サービス、コミュニケーション・サービス、資本財・サービス、生活必需品など、広くセクター分散されています。
◆価格(株価)推移およびリターン
スパイダー社のS&P500は設定日が1993年1月22日と約26年の歴史があります。東証への上場に限れば、2011年3月24日の上場ですので約8年の歴史となります。2011年以降の東証での価格を取り上げます。
年月日 価格:円 年間リターン:%
2011年 3/24 10,510 -7.0
2012年 1/4 9,780 35.9
2013年 1/4 13,290 45.8
2014年 1/4 19,380 27.8
2015年 1/4 24,760 0.1
2016年 1/4 24,780 7.0
2017年 1/4 26,510 14.9
2018年 1/4 30,450 -12.6
2019年 1/4 26,620
(2019年 5/10 31,450)
価格は、2011年3/24に10,510円、2019年5/10に31,450円と約8年で3倍にも成長しています。設定以来、年間でマイナスパフォーマンスは2度だけです。2019年年初は前年より下げていますが、4/17には32,500円まで成長し、その後 米中貿易摩擦により5/10に31,450円になりました。設定以来8年間での年率平均リターンは13.99%にもなります。これは年間リターンですので、素晴らしい成長率です。
◆シミュレーション
2011年から毎年100万円積立投資した場合【単位 リターン:%、投資額および時価額:万円】
※毎月2.5万円と賞与35万円×2度で合計100万円になります。
年 リターン 投資額 時価額
2011年 -7.0 100 100
2012年 35.9 200 193
2013年 45.8 300 362
2014年 27.8 400 628
2015年 0.1 500 902
2016年 7.0 600 1003
2017年 14.9 700 1174
2018年 -12.6 800 1448
2019年 1266
2011年より毎年100万円積立投資すると、約8年で投資額800万円に対して時価額は1266万円にもなります。時価額は投資額の1.4倍にもなりました。
これは、この先の成長率を保証するものではありませんが、次の表のようにスパイダー社のS&P500は1993年の設定以来の年率平均リターンは9.43%と高い値になっています。ITバブル崩壊やリーマンショックを含めての実績です。アメリカ企業はやはり強いですね。アメリカは世界最高峰の技術を持っていますし、アメリカ国内だけではなく世界中で稼ぐ力を持っているからでしょう。
※1年以上は年率平均リターン、1年未満は期間のリターン
(運用会社スパイダー ホームページより)
資産運用先として、東証上場ETF 1557 SPDR S&P500を考えてみられてはいかがでしょうか。保守的に見積もって、この先たとえ運用パフォーマンスが半分になったとしても年率平均リターンは5%ほどあります。年率平均リターンを5%として積立投資した場合のシミュレーションもしておきましょう。野村證券の「みらい電卓」で試算します。
年間100万円ですので、計算上 月額は83333円になります。
10年では・・・
投資額1000万円に対して時価額1286万円です。
15年では・・・
投資額1500万円に対して時価額2206万円です。
20年では・・・
投資額2000万円に対して時価額3381万円です。22歳から積立投資すれば、42歳で老後資金が貯まったということになります。
30年では・・・
投資額3000万円に対して時価額6794万円です。アーリーリタイアが見えてきますね。22歳から積立投資すれば52歳です。
さらに、本来の年率平均リターン9.43%で試算してみましょう。
10年では・・・
投資額1000万円に対して時価額1616万円です。
15年では・・・
投資額1500万円に対して時価額3166万円です。22歳で積立投資すれば、37歳で早くも老後資金が溜まったことになります。
20年では・・・
投資額2000万円に対して時価額5597万円です。22歳で積立投資すれば40歳でセミリタイアが見えてきますね。
30年では・・・
投資額3000万円に対して時価額1億5400万円です。これでもう逃げきれるでしょう。
いかがでしょうか。S&P500のレールに乗る選択肢は正解だと思いませんか?
日本はかつて成長国で定期預金の金利が7〜8%の時代もありましたが、成熟国となった今はもう銀行預金に金利は望めません。そして、人口減ですので、再び成長国になることはありません。従いまして、投資こそが、人生100年を生き抜くツールであると強く思います。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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