こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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先日、脱サラ開業した同僚のカフェを訪問しました。これも終職(退職)活動の一環ですが、先日の記事で予告していた通りです。
okeydon.hatenablog.com
彼のそのカフェは、3月下旬、春休み前にオープンしたばかりです。実は先月末にも訪問したのですが定休日という大失態をしたのはここだけの秘密、ちゃんとホームページで確認しなきゃいけませんね。
彼は奥様とカフェを切り盛りしており、ときに手伝われる大学生の看板娘さんとともに笑顔ある空間でした。のんびりした時間が流れて、okeydon好みのカフェです。とにかく印象的だったのは、彼も奥様も娘さんも幸せそうだったことです。人に食を提供する仕事ですから、自分の食事が後回しになる悩みは付いて回りますが、会社で見る彼より幸せそうでした。
彼のカフェは、高級住宅街でありながら、意外にもカフェがない地域で、お客さんもそれなりに入っていました。テイクアウトメニューはいつも売り切れるようです。
お店づくりにはこだわりを感じました。古さと新しさが上手く融合しています。観葉植物が多くありグリーンでナチュラルです。雑誌は高級志向なものと子供用の絵本のみ。スポーツ新聞や週刊誌は置いていません。トイレは高級ウォシュレット、ハンドソープはロクシタンと地域性に合わせてお金をかけています。利益を全く生まない雑誌やトイレにお金をかけるのはワンランク上のお店を目指すには必要なことです。長い目で見ると、この選択はプラスになると思います。
彼が退職したのは一昨年の秋、それから1年半を経過してからの開業です。それまで、他店で修行して、お店の候補地を探して、マーケティング戦略も練ったようです。急がば回れということですね。
彼は会社では、会議や上司に言いたいことを言うタイプでした。先進的な意見を言うこともあり、同じく言いたいことを言うタイプの僕okeydonでもビックリすることがありました。その背景にあったのは、間違えなく資産でしょう。はっきりと聞いたことはありませんが、okeydonと一桁違う総資産(相続資産)を確実に持っています。資産というカードがあると組織の中で過度な忖度はしなくてもいいということですね。逆に言えば、そういう自由な発想から素晴らしい事業が生まれるのだとも思います。彼の退職は会社にはマイナスでしょう。きっと引き止められたんだろうなと思います。
彼が、退職から開業まで1年半時間を掛けれたことも、お店作りやランニングコストにお金を掛けれたことも、資産というカードがあってこそ。やはり強いですね。
彼は型だけを見れば脱サラ開業ですが、好きなことを仕事にした、家族と一緒に幸せでいられる空間と時間を作ったんだと思います。そういう意味では、広義のセミリタイアということになりますね。
彼には、okeydonも来春に退職するつもりであることを話しました。先に脱サラした同僚、「脱サラの先輩」に再会して、順調そうな様子を見て、また自分の退職のことを話したことで、僕okeydonのFIRE熱がさらに高まりました。アーリー(セミ)リタイアや脱サラのブログを読む以上に影響を受けたと言えます。
okeydonは、来年4月末にアーリーリタイアします。
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