こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
会社で宴会をするとき、幹事の役回りを仰せつかることがあります。これで人事評価されるわけではないとはいえ、いいお店選び、そして どれだけ参加者を集められるかが腕の見せ所となります。
最近の若手はお酒を飲まず、また公私はっきり分けたがる傾向にあるとはよく聞きます。若手社員、主婦パートタイマーや学生アルバイトに至るまで宴会へ参加頂くことはきっと簡単ではありませんね。
そこで、僕okeydonは思い切ったことをしたことがあります。
過去の宴会の余剰金が次回繰越、次次回繰越で結構溜まっていました。本当なら還付すべきですが、1回1回ではそれほどの額でもなく、またどう使っていいのか迷い、結果 繰越にしてきたという事情がありました。僕okeydonは、自分が幹事となった宴会で、その余剰金を会費に合流させることにしました。
さらに、会費をはっきりとした「累進課税」ならぬ「累進会費」としました。担当役員、部長など上位役職者からは結構多く頂きました。お酒が好きで、宴会が好きな世代でもあります。続いて次長と課長、そして係長と主任、そして平社員、最後にパートタイマーとアルバイトと、会費を少なくしていきました。
パートタイマーとアルバイトに至っては会費は500円にしました。喜んで参加してくれましたね。美味しいお店でワンコインで晩御飯が食べれる感覚で参加して貰えたのです。もし、会費が4千円だったら?時間給が950円とか1000円とかで働いているのに、仕事外で、好きこのんでそんな会費を払ってまで宴会に参加しますかね?
また、部署のご意見番にはこの話を通した上で異論が出ないようにも根回ししておきました。
そんなわけで、部署ほぼ全員参加となり、それなりに盛り上がりました。いまどき、宴会で一体感が生まれるのかどうかは別にして、楽しいひとときが過ごせたのなら、それだけでも良かったと思います。特に、パートタイマーとアルバイトが喜んでくれましたね。僕okeydonのなかでは、これだけでも大成功です。
あとから文句は?出ませんでしたよ。累進会費が嫌なら次からokeydonを幹事に指名しなければいいことです。次回も任されたら、この方法を取りますし、幹事を外されたらそれはそれで楽なのでいいことです。また幹事でないなら、高い会費になる場合、欠席という選択肢も取れます。
次に幹事になることがあれば、新たな案として、自己申告ならびに幹事査定で、①よく飲む人、②普通に飲む人、③乾杯だけ又は飲まない人に格付けして累進会費にトライしてもいいかなと思案しています。
こんな感じで、okeydonは前例とか決まった価値観にはあまりとらわれません。現実主義と言われることがあります。上位役職者への過度な忖度はしません。
むしろ、我々平社員を真横で支えてくれるパートタイマーやアルバイトの気持ちを大事にしたいですね。宴会翌日に、パートタイマーやアルバイトからは、「なんかあんなに食べてワンコインで悪かったような・・・」と恐縮されましたが、「気にしないで、社員一同からの日頃の感謝です。」と伝えました。
今は自由にやっていますが、かつては上司に忖度していて(ただし、今でも、必要事項であれば、部署のご意見番には話を通します。)、周囲から世渡りがうまいとか、政治力があるとか言われていました。変わったきっかけは、やはりアーリーリタイアのカードを手にしたことですね。それと、セミリタイアして時短社員となり人事評価がそれほど気にならなくなったのも大きいです。
ちなみに、「幹事業務」はそのほとんどを勤務時間内にしました。タダ働きはご免です。
今日は、投資話やリタイア話から離れてみました。皆さまに多少なりとも何らかのヒントになりましたら幸いです。
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これも前例をやぶった武勇伝(?!)です。
接待や早朝出勤を残業にしました。
okeydon.hatenablog.com