こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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2020年10月末にアーリーリタイアしてから、4ヶ月近くが過ぎました。自由な日々を過ごしています。目覚まし時計に起こされない朝は快適です。アーリーリタイア生活に何ら不満も不安もありません。
とはいえ、サラリーマン人生を振り返ると、組織人にもメリットはあったなと思います。
組織人として、何が一番のメリットだったかと言えば、①会社や上司に敷かれた線路を走れば人生が前に進むということです。極端に言えば、自分としては何も考えなくても、受け身でも、人生は前に進むわけです。
アーリーリタイアすると、これが完全になくなります。前に進むためには自分で線路を引いて、自分で前進しなければなりません。
ネット上で、アーリーリタイアに失敗したという方を稀に見ますが、この辺りに原因があるように感じます。受け身で何かを待っていても、アーリーリタイア生活は成り立たないのです。
他には・・・
②社会的信用度
③通勤定期券
④健康診断
⑤健康保険
⑥厚生年金
⑦定期収入(給与)
この辺りですね。
順番に説明しますね。
②社会的信用度
例えばクレジットカードの新規加入。例えば住宅ローンの審査。これらは残念ながら自分個人というよりも、勤務先の会社の看板が信用されて承認されます。無職になると、厳しいです。
ただ、ほかに評価してくださる方は出てくるものです。例えば、僕okeydonの場合は、弊ブログが出版社様の目にとまり、メディア取材を受けることになり、さらには書籍を出版することにもなりました。
③通勤定期券
これが地味にメリットでした。少し街に出るにも電車で往復すれば500円くらいは飛びます。通勤定期券がなければもちろん自腹です。
④健康診断
企業は常用労働者には年に一度健康診断を実施する義務があり、毎年会社で受診していました。もちろん無料でした。
これが、内科検診、眼科検診、耳鼻科検診、血液検査、レントゲン検査、心電図検査などを個人で受診するとなると1万円くらい飛びます。
⑤健康保険
サラリーマン時代は、会社が半額負担してくれていました。リタイアすると全額自己負担になります。
ただ、僕okeydonの場合は、退職前年が時短社員で、かつ介護等で休職期間もあったことから、住民税を基礎に保険料が決まる国民健康保険を選択して、かなり安くなりました。
⑥厚生年金
サラリーマンだと厚生年金、リタイアすると国民年金です。老齢年金の支給額には相当な差があります。
また、セーフティネットとなる障害年金が、厚生年金だと3級からありますが、国民年金には2級からしかなく条件が厳しくなります。
⑦定期収入(給与)
やはり毎月決まって入る収入の存在は大きかったですね。安月給だったとはいえ、毎月給料日が楽しみでした。
ただ、これは別に収入を確保すれば解決が可能です。僕は、株式投資からの配当金、父の事業の手伝いからの報酬(これは数年間限定です)、ネット関連収入、メディア取材の報酬、書籍出版の印税など収入のポートフォリオを組んでいます。
こうして振り返ると、サラリーマン、組織人にもメリットはありましたね。ただ、その中でもアーリーリタイアしても自分なりに対処は可能となるものもあります。そして、対処できないものも確実にありますが、それと引き換えに、時間や自由、新たな人生を手にしたという訳です。
そう思うと、やはり初めに記述した、アーリーリタイア後の生き方というのが一番大切な気がします。誰かに線路を敷いてもらわなくとも、主体的に人生を生きて、一度限りの人生を楽しみたいものです。
最後に、僕okeydon（桶井 道/おけいどん）は、アーリーリタイアに関する単行本を出版します。アーリーリタイアを目指される皆さまの「切符」、「航海図」になれればいいなと思っています。資産形成にとどまらずメンタル、節約法、退職準備、リタイア生活の収支などについても記述しています。ご参考にして頂けますと幸いに存じます。
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僕okeydon（桶井 道/おけいどん）は、3月12日に単行本を出版させて頂きます。アーリーリタイア/セミリタイア/FRIE本です。
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今日も何事にも適温でまいりましょう。
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