こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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この記事では、FIREのうち、「FI」は必須であることについて綴ります。
報道を見て、また自身が取材を受けて、テレビに、雑誌に、ネットに、いろんなチャンネルからFIREムーブメントを感じます。
日本版FIREという言葉も出てきましたね。
おさらいですが、FIREとは、 Financial Independence,Retire Earlyの頭文字を取った略語です。経済的自立して、早期退職と訳します。
僕は、FIREについては個人個人で、自分の生き方や人生観や価値観に落とし込んで、個人版FIREでいいと思っています。FIREに定型はなく、個人個人が幸せになれる方法を見つけ出せば良いと思いますね。
従いまして、あのやり方はFIREで、あのやり方はFIREではないとか、他人がとやかく評価するものではないとも思います。自分の人生は自分のものですから。
というわけで、FIREムーブメントが起きている訳ですが、FIREのうち「RE」をするかどうかは個人の価値観によると思います。生き方ですね。
一方で、FIREのうち「FI」は、誰しもが、早かれ遅かれ必ずしなければならないということを、忘れてはならないと感じます。これは生き方の問題ではなくて、労働収入(含む、退職金)+公的年金+アルファによって、いつかはFIしないと、生涯労働ということになります。
労働収入のうち、退職金を除く、毎月の賃金は試算ができるでしょう。昇給は少なめに見積もりましょう。賞与は業績によりますが、これも少なめに見積もりましょう。
次に、あなたは、退職金がいくら貰えるか、おおよその予想はついていますか?これを把握することが大切です。
これは、会社の就業規則や退職金規程などで試算できると思います。僕okeydonはFIREにあたり、退職金規程を見ながら試算しました。2020年秋にアーリーリタイアしたとき、実際にもらった額は試算よりも80万円ほど多く、誤差が出ましたけどね。
そして、あなたは、公的年金がいくら貰えるのかご存知ですか?これを把握することも大切です。
年金予想額は「ねんきんネット」で確認できます。ねんきんネットでは、働き方に合わせて、いろいろシミュレーションも可能です。
もしくは、銀行などで開催される年金無料相談も有効です。社労士の先生に個別で相談できます。僕okeydonは、FIREにあたり、両方とも利用しました。年金額を知ることは大切です。
最後に、+アルファを考えましょう。
労働収入と公的年金が分かれば、残りをどう作るかということになります。それは資産額の計画だけではなくて、キャッシュフローの計画も大事です。どれだけの資産を作るのか?これは資産額のことですから、明確ですね。
キャッシュフローとは、どれだけの不労所得(配当金など)を作るのか?これはプラスのキャッシュフロー、収入ですね。逆に、どれだけの生活費が掛かるのか?これはマイナスのキャッシュフロー、支出ですね。
両方を計画して、収入から支出を引いて、出来ればプラスに出来れば理想です。収入>支出ということですね。なぜこれが理想なのか?それは、キャッシュフローがプラスなら、資産額は減らないことを意味するからです。
それは理想論として、支出が収入を上回るとしても、そのマイナス額と、資産額を見て計画を作りましょう。
例えば、65歳の時点で、毎月5万円の赤字ならば、年間60万円が必要で、100歳まで生きるとして、60万円×(100歳-65歳)=2100万円となります。
この2100万円に、万が一の「まさか」が起きたときのお金を加えた金額が、「安全圏」となる訳です。「まさか」とは、自然災害や病気や介護ですね。
ここで、不足することが分かれば、今から何か手を打つ必要がある訳です。投資をもっとするとか、副業に挑戦するとか、節約するとか、高齢労働に向けて健康管理にもっと気を配るか、考えることが出来るわけです。
僕okeydonは、日本人はお金の問題を先送りしがちに感じます。もっともっと、お金のことを考える、計画することが必要だと思うのです。
それに気が付くのが早ければ早いほど選択肢が多く、逆に60歳手前で気が付いたのでは、取れる選択肢は限られます。
日本では60歳を超えると賃金が極端に低くなります。65歳になると、さらに条件が悪くなります。よって、早くからお金のことを考えて、計画を作り、準備して、60歳までにFIの目処を付け、あとはオマケくらいの計画が理想的かと思います。
遅くとも40代で、お金に向き合うことが大事でしょう。40歳からなら65歳まで、25年間もありますから。
大切なので、最後にもう一度繰り返します。FIREのうち、「FI」は、誰しもが、早かれ遅かれ、必ず達成しなければならないものです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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