米中貿易摩擦が続いています。米国株の株価は、トランプ大統領の発言に右往左往させられています。しかしながら、僕は米国株を楽観視しています。その理由は、大統領選を前にして、わざわざ株価を下げる大統領などいないと思うからです。
こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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トランプ大統領は対中強硬策を、今回は立て続けに打ち出しています。今までとの違いは、9月1日に対中追加関税第4弾の前半部分を発効して、10月1日に発効済みの第1〜3弾に関税を5%上乗せ予定(最近これを10月15日に延期と発表)、12月15日に第4弾の残りを発効予定と連続して追加関税を予定しているところです。単発だった、これまでとは様相が異なります。
これまで、トランプ大統領は、強硬発言と緩和発言を繰り返してきました。これは中国の出方を見るだけではなく、世論調査や株価を強く意識していることは、報道されている通りです。株価が高値更新したり、高値近くになったりすると、強硬発言が出て、株価が下がり過ぎると緩和発言が出ていましたね。
直近では、株価は順調でありこれまでのパターンを思い出すと強硬発言をするタイミングですが、支持率が低下しており、その理由が経済の先行きを不安視されてのものと報道されましたので、緩和発言に踏み切りました。対中追加関税を10月1日から10月15日に延期したのです。
こうして、2019年は難しい相場が続いています。この先の見通しはどうなのでしょうか。
冒頭にも書きましたように、僕okeydonは、米国株の株価の行方を楽観視しています。理由は、大統領選を前に、わざわざ経済を不景気にして、わざわざ株価を下げる大統領などいないと思うからです。戦後、景気が良かった、株価が上げていたならば、全ての大統領が改選しています。プロのビジネスマンで、CEO大統領とも言われるトランプ大統領はこのことをよく分かっていると思います。
これまで強硬発言と緩和発言を繰り返してきましたが、それが完全緩和路線へと変わる境はいつ来るのでしょうか?
10月半ばだと思います。それ以降トランプ大統領は完全に緩和発言に切り替えてくると見ています。10月15日も12月15日も、対中追加関税は回避されるでしょう。なぜなら、アメリカのクリスマス商戦は、アメリカ景気を大きく左右するからです。クリスマス商戦は11月、12月の2ヶ月間です。アメリカのGDPの約70%は個人消費ですが、クリスマス商戦はその個人消費の多くを占めます。
これはもう出来レースのようにも感じています。夏の間に12月までの強硬論でハードルを上げておいて、クリスマス商戦が近づいてくるとハードルを下げて、最終的にはハードルを外して一気に緩和する。
そして、年が開けると、トランプ大統領は大統領選に集中するでしょう。もう中国とどうこうしている場合ではなくなるはずです。2020年11月の大統領選に向けて、好景気に持っていくでしょう。
従いまして、2019年10月中旬から2020年にかけての米国株の株価の行方を、僕okeydonは楽観視しています。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
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