こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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米中貿易摩擦の影響から、株式市場は乱高下を繰り返しています。トランプ大統領は、対中に目処が立たない中、対メキシコへの関税を発言したため、株価はさらに冷やされました。
現在の株式市場は、ヘッジファンドなど短期筋による投機的な動きが強く、目先では日米とも舵取りが難しい状態です。特に外国人比率の高い日本株は、儲かる気が全くしませんね。僕okeydonは、長期投資なので、じっと耐える、いい銘柄が株価を下げれば投資するというスタンスです。
では、この投機的な相場がこの先いつまでも続くのでしょうか。答えはNOです。
今月末、大阪で開催されるG20の折に、米中首脳会談が行われて、両国は握手すると思います。そうなると、長期筋が株式市場に戻ってきて、安定的な相場になるでしょう。
本当に両国は握手するのか？今まで散々期待だけさせられて、ちゃぶ台返しだったではないか！今まではそうでしたが、今回は握手すると思います。それが市場のメインシナリオでもあると思います。
トランプ大統領は、大統領選挙で再選を果たすことを強く意識しているでしょう。1期で満足なんてことはないはずです。再選のためには当然のことながら、支持率を上げたい。直近の支持率は就任以来の過去最高を記録しており、さらに過半数まで持ち上げたいと思っている。ギャラップ(米世論調査会社)が4月17〜30日に実施した世論調査によると、トランプ大統領の支持率は過去最高の４６％でした。あと5%で過半数です。
よって、国民にもっと強い大統領だと思われたい。そこで、トランプ大統領は対中関税第4弾をほのめかした。目的は中国から譲歩を勝ち取り、成果を得て、国民にアピールすること。
ところが、これでは当然のことながら株価は下がります。株価の下げを容認するのか？それも絶対にないでしょう。目先では株価が下がることは百も承知、けれども このまま大統領選挙前に株価を下げたままにするつもりはないでしょう。そのことは過去のアノマリーが証明しています。大統領選挙前は株価は必ず上がる、これは歴史です。
G20で、米中首脳会談が行われて、トランプ大統領と習近平国家主席は握手することでしょう。これで一旦休戦です。そして、トランプ大統領はここから株価を上げに掛かると思います。その目処も立っているのでしょう。
その裏付けとなるのは、直近のS&P500のEPSの市場予想が良かったこと。2019年 前年比3.0%プラス、2020年 前年比12.1%プラスという良い数字が出ました。これなら対中政策で強気に出ても、あとから株価は戻せるだろうと判断したのではないでしょうか。
また、アメリカ経済は、失業率が下がり、賃金は上がり、しかし物価は上がっていません。金利政策も、利上げはなくなり、利下げ予想が上昇してきています。トランプ大統領は利下げ圧力をかけて、適温を保とうとしています。
こうして、G20後に、7月以降は大統領選挙に向けて、再び株価は上がるというシナリオではないかと思います。
日本株は10月の消費増税が控えており、アメリカ株から周回遅れながらも、少しずつ回復するのではないでしょうか。もし、増税延期なら、それがサプライズで株価は上がるでしょう。僕okeydonは増税延期だと思います。
とにかく、トランプ大統領と習近平国家主席に、握手をしてもらわないことには、何も始まりません。G20期間中の朗報を待ちましょう。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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