こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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安倍政権による失われた20年からの脱却は評価に値すると思います。国民個人個人にその恩恵がどう行き渡るのかが課題になります。どう恩恵を受けるか?その答えは投資にあると思います。
日経平均株価のチャートを見てみましょう。失われた20年が鮮明に記録されていますね。
(チャート引用:世界経済のネタ帳より)
日経平均株価は、1989年12月に史上最高値38,915円を記録した後は下落に転じました。約20年後の2009年3月にバブル崩壊後の最安値7,054円を付けました。その後、2013年まで揉み合いました。個人的には、そこまでの期間を、「失われた23年」だと認識しています。
2012年12月に、安倍政権が誕生したのを機に、株価が反転しました。アベノミクス金融緩和により、デフレ脱却、企業業績は息を吹き返しました。それに伴う株価の伸びは皆さんがご存知の通りです。株価は20,000〜24,000円のレンジまで復活しました。安倍政権は、どん底だった株価を3倍にした訳です。
アベノミクス当初は、バブルに過ぎず実体経済はついていかないとも評されました。しかしながら、実体経済は復活を遂げました。大企業の業績が見事なまでに回復して、成長しました。日本の経済をここまで持ってこれたことについて、安倍政権は評価に値すると思います。
しかしながら、世間の評価は厳しいです。それは、国民個人個人を見ると、好景気の恩恵を受けられていない人が多いからです。バブル景気に沸いたときには、護送船団かのように大企業から中小企業から零細企業に至るまで、そして国民個人個人の全員が幸せでした。ところが、今の景気は、それとは様相が異なります。確かに、大企業は儲かっていますが、中小企業や零細企業はどうか?国民個人個人の景気感はどうか?報道を見ているとそれらは厳しいですね。大企業の社員は給料が伸びてハッピーですが、それ以外は給料に変わりなくアンハッピーなのです。格差という不満が新たに生まれてもいます。
しかしながら、グローバル化した現代では、全ての企業が成長して、全ての労働者がハッピーというのはなかなか難しいのかなと思います。サプライチェーンがグローバル化して、中小企業や零細企業には国内だけではなくアジア各国との競争があります。ベトナムやタイの低賃金には勝てませんね。
好景気の恩恵を受けるためには考え方を変える必要があります。業績が良い、成長している大企業からの恩恵をどう受けるかです。そこで働けたら最高でしょう。しかしながら、現実はそう甘くはありません。労働者としてだけでは限界があるという訳です。
ではどうするのか?ここは、やはり投資ですね。それら企業に投資することで、配当金によりインカムゲインを得る、株価の上げによりキャピタルゲインを得るということです。
日本全国に、数え切れないほど、成長している企業があります。毎年毎年、配当金を増やしています。そこに投資してみませんか?大企業に就職することは容易ではありませんが、大企業に投資することは誰でも容易に出来ます。
(アベノミクス以降、日本企業の配当金は年々増加しています。)
日本経済は失われた20年(23年)から脱却していますが、個人的にはまだ「失われた年」が続いているように感じる方もおられると思います。そこから脱却するには、労働者でいるだけでは限界があります。投資することで、「失われた年」からの脱却が可能だと思います。
投資は危険なものというイメージがありますが、正しい投資は危険なものではありません。アメリカでは、一般市民が普通に投資をしており、投資はお金持ちがするものではなく、お金持ちになるためにするものです。投資は人生を豊かにしてくれます。
僕okeydonは、人生100年時代を迎えて、むしろ、投資をしない人生の方が危険ではないかとさえ思います。老後資金の2000万円は、投資なしに準備するのは、より難しいと思います。いかがでしょうか?
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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