こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
Follow @okeydon
テレビでは少し落ち着いてきましたが、雑誌では、まだまだ「老後2000万円」について話題になっています。週刊誌やマネー誌では特集が組まれていますね。
実際のところはどうなんでしょう。老後に2000万円は必要なのでしょうか。
時期が選挙の前だったこともあり、金融庁のレポートは無かったことにされましたね。これでもう安心!?2000万円は必要ない?それ本当?
老後に2000万円必要か否か、それを決めるのは国ではなく、マスコミではなく、自分自身、あなた自身の他なりません。他人に決めて貰うことではないのです。心のどこかでは分かっているはずです。それを直視するべきです。見なかったことにして、蓋をすべきではありません。問題を先送りすると、問題は後から大きくなりますし、取り得る選択肢が限られてきます。
どんな人生を送るのか。独身か?結婚するか?共働きか?持ち家か?賃貸か?親と同居か?将来は老人ホームに移るのか?車は?贅沢したいか?質素に暮らすか?
そのためにはどれだけお金が必要か。
そのうち、公的年金はどのくらい貰えるのかは、ねんきんネットで試算できます。少子高齢化人口減ですから、期待値はその80%くらいに考えておくことです。
これで必要なお金は分かってきます。そのためには、今の仕事からの収入で充分か?収入を増やすために自己啓発して昇給を狙うか?昇給額はどのくらい期待できるか?退職金はどのくらいか?退職金規定はどうなってるか?副業するか?就業規則では副業可か?投資するか?80歳まで働くか?そのために身体を鍛えるか?
ブレイクダウンしていくことで、今すべきことが見えてくるはずです。
今すべきことは、国や社会や会社に文句を言うことではありません。そんなことをしても何の解決にもなりません。不満が不満を呼び、不満が大きくなるだけです。
世間でも、会社でも、「2000万なんて無理だよな」と言って、話し相手から同意を得て安心しているシーンを見かけます。
そして、心の中で『みんな2000万円なんて無理だよな、同じだな。』という精神安定剤を得て、安心して、何もアクションを起こさない。そんな護送船団方式的な根性、思考、行動は、将来的に良い結果を生まないと思います。
将来を冷静に見つめて、今すぐアクションを起こす人と、その差は必ずや出ます。そのときに後悔したのでは遅いです。
繰り返します。老後に2000万円必要かどうかを決めるのは自分自身、あなた自身です。国が決めてくれるのを待たないことです。そして、必要なアクションを考えること、必要なアクションを起こすことです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
関連記事です。
資産形成にはアメリカ株が有力です。アメリカ主要100社の過去10年の株価を追うと、マイナスリターンは1社だけ。
okeydon.hatenablog.com