こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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僕okeydonも若い頃は、毎日のように残業して、休日にも出勤して、仕事を家に持ち帰って、終業後も自分の携帯で取引先と商談して、サービス残業もして、サービス休日出勤もして、社内通信教育で勉強して、それなりに頑張っていました。昇給や昇格を目指していました。投資をしてはいましたが、人生や時間のポートフォリオの多くを、収入のポートフォリオの多くを、会社が占めていました。
その結果、思ったように昇給したか?昇格したか?答えはNOです。途中、仕事に身体が追いつかなくなり体調を崩したことも原因ではあります。
会社は頑張れば評価してくれるかもしれない。昇給させてくれるかもしれない。昇格させてくれるかもしれない。けれども、それが自分の頑張りに比例するとは限らないものです。むしろ、比例しない方が多数派です。頑張った結果、身体を壊すケースもあります。
このように、昇給のために、昇格のために、遅くまで残業して、上司に忖度して、通信教育で勉強して、、、、、会社のために頑張っても、必ず報われるとは限らないのです。
そして、競争に勝って昇給、昇格しても、50代半ばで役職定年という期限がやってきます。会社から見れば賞味期限といったところでしょう。ここで給与は80%ほどになります。さらに、60歳で定年を迎えます。会社から見れば消費期限といったところでしょう。定年以降は65歳までは時間給制になる会社も多くあります。社員は無期雇用とはいえ、実際には65歳までの有期なのです。
一方で、投資には定年がありません。自分がする気であれば生涯できます。高配当株に投資すれば、配当金には定年がありませんし、増配という報いがあります。そして、投資資金を回収しない限り、永久的に配当金が入ってきます。一旦、正しい銘柄に投資すれば、ほったらかしでも、必ず報いてもらえるのです。
若い頃は会社で頑張ることを否定しませんが、40代くらいになり会社で人生の先が見えてきたら、昇給や昇格を狙うよりも増配を狙った方が、努力の量はかなり少なくて済むように思います。
会社から評価されることについて先述しましたが、会社の評価を気にするだけではなく、自分も勤め先の会社の評価をしてみましょう。会社は自分の人生100年分だけの給与、賞与、退職金、企業年金を保証してくれていますか?会社は従業員を幸せにしようとしてくれていますか?会社は充分な従業員還元をしてくれていますか?そうでないなら、なおさら、会社に人生の全てを捧げるのはどうかと思います。
人生のところどころで、人生のポートフォリオ、時間のポートフォリオ、収入のポートフォリオを再構築してみてはいかがでしょうか。
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