こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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今日は、東証一部上場銘柄 高配当ランキングについて。
日米貿易摩擦の影響から株価は下がり、直近の好業績により増配が盛んですので、東証一部には高配当銘柄が多数あります。時価総額3000億円以上、配当利回り4%以上に絞ってランキングします。データは2019年6月21日の終値を元に作成しています。
◆配当利回り5%以上
配当利回りが5%以上は11銘柄あります。中には6%のものもあります。Twitter界隈ではJTに投資したツイートがよく見られ、続いてオリックスや三菱ケミカルも人気のようです。税引き後でも、4%以上の配当利回りがあるのは魅力的ですね。10年ホールドすれば、投資原資に対して、手取り40%もの配当金が得られる計算になります。
◆配当利り4.5%以上(5%未満)
配当利回りが4.5%以上は19銘柄あります。かつてから高配当で有名な銀行が5社、うち三菱UFJ FGは みずほFG抜き4.96%もあります。キヤノンは4.98%、NTTドコモは4.84%もあります。
◆配当利回り4%以上(4.5%未満)
配当利回りが4%以上は28銘柄あります。目移りするほどたくさんあります。なかでも、三菱商事は3年後の配当目標を1株当たり200円配当としており、そうなると現在の株価に対する利回りは6.92%と驚異的です。関西電力が4.09%まで配当を戻してきていることに驚きました。
◆まとめ
このように、配当利回り4%以上の銘柄が58銘柄と多数あります。株だけではなくリート、インフラファンドもあり、日本国内だけでも分散が可能です。さらに配当利回りを3%台まで広げると、相当たくさんの選択肢があることになります。
日本株は、米中貿易摩擦により株価がなかなか上がらず、消費増税も控えており、キャピタルゲインを得るには難しい状況が続いています。また、本来、株価は企業価値に比例して上がるべきですが、日本株は需給により大きく左右される傾向が続いています。米株のように企業価値に素直に比例しないのは、なんとも悩ましいところです。そんな傾向にありますので、日本株投資は、インカムに注目すると違った光景が見えてきて、投資妙味が増しているとも言えるのではないでしょうか。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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