おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●先進国、日本、新興国株の年間リターン(10年間)を比較〜先進国はやはり強い、新興国が意外な強さ、日本はそれ以下〜

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


今日は、先進国、日本、新興国株の年間リターンを比較してみたいと思います。

期間は、リーマンショック明けの2009~2018年の10年間とします。

データは、三菱UFJ国際投信、モーニングスター三井住友銀行(ただし、三井住友銀行は2009~2017年のみ)の3社の資料より、平均値を算出しました。

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単位は%です。
配当金を含めたトータルリターンです。
すべて円換算した数値です。


先進国は、はやり強いですね。アメリカが牽引していると思います。上げるのは大きく、下げるのは小さくという感じですね。2018年は唯一2桁下げていますが、7月以降の米中貿易摩擦の影響と12月に(準)逆イールドが起きた影響でしょう。10年間串刺しにすると14.8%と、予想通りトップのパフォーマンスです。

日本は、意外にも、10年間で下げたのは先進国より少ない3年間だけなのですね。アベノミクスの成果でしょう。10年間串刺しすると8.8%と最下位というのが残念です。それでも年間パフォーマンスがこれだけあれば充分とも取れます。

新興国は、年毎に見ると、大きく上げたり、大きく下げたりボラティリティの高さが目立ちます。下げた年はいずれも2桁単位で下げていますね。ハイリスクハイリターンと言われる由縁でしょう。10年間串刺しすると13.3%と日本よりパフォーマンスが良く、先進国と大差ありません。平均値では先進国並みのパフォーマンスです。これはとても意外です。先に示しました通り、これは為替を勘案した結果、つまり日本円換算した結果です。


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あなたは、先進国、日本、新興国のうち、どちらに投資されていますか?こうしてパフォーマンスを見ると、海外にも投資してみる価値があるとは思われませんか?海外投資はリスクが高いというイメージがどうしても付きまといますが、実際にはこれだけの高パフォーマンスとなっています。


僕okeydonは、全世界13カ国・地域に投資していますが、ポートフォリオはまだ日本比率が高いです。これからは、海外に資金を充て海外比率を高めていきたいと思います。海外は、これまで通り先進国をメインにしつつ新興国にも投資していきます。

この表から分かりますように、新興国のリターンは魅力的です。ただし、新興国ならどこでもいいわけではありません。経済成長率、インフレ率、人口増減、政治安定、通貨安定、アメリカとの関係などから国を選ぶ必要があります。また、企業分析も行なう必要があります。新興国に高いリターンを期待して投資したいと思います。
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ちなみに、僕okeydonは、すでに台湾(台湾セミコンダクター)、マレーシア(ETF)、インド(ETF)には投資済みで、次はベトナム(ビナミルクもしくはペトロベトナムガス)への投資を予定しています。


投資判断は、自己責任にてお願い致します。


今日も何事にも適温でまいりましょう。


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