こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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投資家に占める海外投資家の割合は1桁しかいないと聞きます。世間一般には、投資家自体が少ない中、海外投資家というのは稀有な存在ということになりますね。
投資家ですら、「海外投資は危険だと思う。」「海外投資はリスクが高い。」と言います。
投資家である会社の同僚にも「海外投資なんて怖くて出来ない。」と言われました。そんな彼は、この数ヶ月のうちに、地方の公共交通機関の株を買いました。理由は「最近、株価が下がってきたから。無料乗車券(切符)が貰えるから。」、だそうです。配当利回りは1%未満です。典型的な内需株で、インバウンド効果も限定的で、業績が伸びるようには思えません。従って、インカムもキャピタルも厳しい。僕okeydonには、個人的な意見ですが、この方がよほど危険な投資に映ります。もちろん、他人の投資を批判したりはせず黙って聞きました。
海外投資は危険、本当にそうでしょうか?
世界の時価総額は47兆ドルありますが、うちアメリカが25.5兆ドルとアメリカ1国で世界の54.4%を占めます。日本は時価総額 世界2位ではありますが、時価総額が3.6兆ドルに過ぎず、その割合はたったの7.7%です。世界的な目線からは、日本株に投資するというのはニッチな行為とも言えます。日本に住んでいるから、日本株への投資が身近には感じますが、決して王道ではないんですね。
過去記事で、日本、先進国、新興国投資のリターンを検証したことがあります。その結果、日本投資はダントツのビリでした。
長期チャートを見てみましょう。
(チャート引用:世界経済のネタ帳より)
最高値を更新し続けていますね。アメリカという国、企業の成長力は世界最強ですね。
(チャート引用:世界経済のネタ帳より)
日経平均株価は、未だにバブル期の株価を更新できずにいます。逆に言えば、バブル期の株価が異常だったとも取れます。
株価は、長期的には企業価値で決まり、短期的には需給により決まります。しかしながら、日本株は残念ながら需給で決まる要素が強いように思えます。
よって、個人投資家には、逆張りで、うねり取りをするイメージになってますね。もしくは、配当金を享受し続けつつ、株価が上がれば利益確定するようなイメージです。順張りで、成長株を買うということはとてもやり辛いです。
これだけの理由だけではなく、過去の記事で何度も書いてきましたように、複数の観点から見て、海外投資のなかでも、アメリカ投資というのは、決してリスクが高いものではありません。
けど、彼(=同僚)は海外投資は危険だと言います。アメリカ投資の優位性を説明してもです。それは何故か?
イメージなんでしょうね。投資していない人が「投資は危ない」という それと全く同じものです。あとは、現状維持バイアスでしょう。新たな冒険をすれば損するかもしれないので、現状維持を良しとするのです。
せっかく投資しているのに、日本の中に留まり、井の中の蛙になるのは、とても勿体ないと思います。日本の中で、株主優待の無料乗車券が貰えるからという理由で投資先を探すのではなく、もっともっと広い視野で世界中(特に、アメリカ)から投資先を探せば、もっともっと違う結果が得られる可能性があると思います。
海外投資は危ないというイメージは一旦 横に置いて、是非ともアメリカ企業に目を向けて欲しいと、僕okeydonは思います。実は、これは僕自身の経験談からでもあります。僕okeydonは投資歴20年も、海外投資はまだ2年目です。もっと早くにアメリカ投資に目を向けていればとたいへん後悔しています。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
関連記事です。
日本人は、何故 投資が危ないと思うのかを考察。
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アメリカ株の成長性は圧倒的です。主要100社の株価を見ると、過去10年でマイナスリターンは1社だけ。
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