こんにちは、okeydon(おけいどん)です。本日2度目の更新です。
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今日は、NTTドコモ新料金についての続報です。これで第3弾になります。先に断っておきますが、この一連の記事は、ユーザー目線ではなく、株主目線です。
前回の記事で、1人でドコモに乗り換えた場合を検証しました。その結果、1人では安くならないという見解にいたりました。
okeydon.hatenablog.com
今回は、逆にどうすれば4割引になるのかを検証します。そのために、再びドコモショップに行って、話を聞いてきました。
結論から申し上げます。通話・通信料が大きく安くなるのは、①家族3人で、②全員がネットをほとんど使わない人か、全員がネットをすごく使う人に限られます。家族3人でドコモのスマホを持つというのが大前提になるわけです。
この先の価格表示は全て、家族3人でドコモのスマホを持つことによるものです。価格表示は税抜き価格です。
まずは、Wi-fi環境があるなどネットをほとんど使わない人は、通話・通信料が4割引になります。具体的にはギガライトで契約、通信が月間1GB以下で、1人当たり1,980円です。通話料金は従量制となります。ただし、これとは別にスマホ端末代金が掛かります。iPhone8 64GBで端末代金1台は、現行では0円ですが、これが2,283円(36回分割払い)となります。
もしくは、ネットをすごく使う人も安くなります。具体的にはギガホで契約、通信30GBまで使い放題で、1人当たり4,980円です。通話料金は従量制です。これを現行プランに当てはめますと、9,280円する計算になります。これだけ見ると4.6割安くなります。ただし、先ほどと同じく別にスマホ端末代金が掛かります。iPhone8 64GBで、通信・通話料金とスマホ端末代金の総額にて、新旧プランを比較します。
現行プラン:通話・通信料金9,280円+スマホ端末代金0円=総額9,280円
新プラン:通話・通信料金4,980円+スマホ端末代金2,283円=総額7,263円
総額で約2.2割引の計算ですね。4割引にはなりませんが、それなりに安くなる印象です。
新しい料金プランは、通話量、通信量、端末代金、この3つの組み合わせで料金が決まるようになりますので、分かりやすくなったと思います。ただ、大幅に安くなるというのは、家族3人以上で揃ってドコモユーザーとなりスマホを持ち、かつネット使用量が極めて少ないか、とても多いかという条件が限られるということになります。
果たして、この新料金プランが、どこまで、NTTドコモの業績に影響するのでしょうか?僕okeydonの個人的な感覚の域を出ませんが、携帯電話事業の収益が大幅ダウンすることはなく、携帯電話事業以外でも稼げるように変化していますし、5Gになると新料金になりますし、業績悪化をそんなに心配する必要はないような気がします。
この記事は携帯電話ユーザー向けではなく株主として検証していますし、僕okeydonの試算に誤りがあるかもしれませんので、携帯電話の契約をされるという方は、しっかりとドコモスタッフのお話をお聞きください。投資先および携帯電話の選択は、自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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NTTドコモの銘柄分析です。上場以来一度も減配していません。
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