こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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安室ちゃんは40歳で引退しました。ダルビッシュ投手は37歳で引退するとインタビューで答えています。嵐の大野くんは40歳で活動休止と発表しました。こんなに有名で、こんなに活躍されている皆さんでも、アーリーリタイアする、もしくはそれを考える時代になりました。
アメリカではFIREムーブメントがあります。FIREとは、Financial Independence and Retirement Earlyの頭文字の組み合わせで、経済的自由とアーリーリタイアという意味です。有名人だけではなく一般人にもこの動きがあります。昇格・昇進レース、職場での人間関係などストレスフルな会社を離れて、自由な生活、自由な時間を選択する人が増えていると言われています。それも、中年になり財を成したので結果的にアーリーリタイアするのではなく、若い頃から自由を得ることを最優先して、しっかりと計画立てて、アーリーリタイアを目指すのです。
視点を変えます。日本企業は、年功序列を廃止して成果主義に舵を切っています。働き方改革が叫ばれる一方で、多くの企業の現場では昔ほど人員に余裕はありません。そして賃金も伸びません。さらには、お客様は神様です的な考え方が日本にはありますが、他方 企業はそれに比例するだけ従業員を大切にすべきところ現実はそう甘くありません。僕okeydonの勤務先も多分に漏れません。今の労働者の多くが非常にストレスフルだと言えます。世界の幸福度ランキングで、日本は寛容度が非常に低いと評価されましたが、それだけストレス社会になったことを意味しているのでしょう。
定年まで働く、ひと昔前まではこれがごく当たり前でした。これ以外の道は例外として扱われていました。しかしながら、これからの考え方はそんな画一的ではなくなると、すでになくなりつつあると思います。
若いうちから、勤労、節約、貯蓄&投資を継続することがスタンダードとなり、そしてアーリーリタイアすることが「例外」ではなくなるでしょう。賃金は伸びませんが、投資で財を成すのです。そして、昔ほど娯楽にお金をかけなくとも身近に安く済ませられる娯楽がありますし、日本は先進国の中では比較的 食費など生活コストは安く抑えられます。入るお金の量を増やして、出る量を減らす、基本ですね。
逆に言えば、これから進む年金改革を鑑みると、ひとつの企業からの収入だけに頼り、ブランド物、高級腕時計、高級車、住宅などをがんがん消費する時代ではなくなりました。その考えを転換せねば、70歳、75歳、80歳まで労働する必要が出てきそうです。
お金の問題だけではなく、生き方としても、「仕事が人生の全て」ではなく、「仕事は人生の一部に過ぎず、仕事以外も大事な人生」という考え方が一般的になりつつありますね。個人個人のなかで抱いている勤務先企業の価値が下がってきています。企業(労働)軸ではなく自分軸で生きているのです。労働に人生を合わせに行くのではなく、自分がどう生きたいかを中心に置くのです。
これら情報や考え方がインターネットを通じてたくさん発信され、簡単に手に入る時代ですから、日本でもアーリーリタイアが日の目を見つつあると思います。40代でなくとも、50代半とか、60歳手前でも、日本では立派にアーリーリタイアです。
僕okeydonは、大野くんの活動休止より少し早く来春に、40代半ばでアーリーリタイアします。これからも、このブログでは、セミリタイア、アーリーリタイア、投資について情報発信していきたいと思います。皆さまに何らかのヒントになれば幸いです。
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