こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
今日は、アーリーリタイアのお話です。
僕okeydonは、来春 アーリーリタイアを考えていますが、初めて会社を退職する恐怖心がどこかにあります。
okeydonは、かつて、現職のかたわら、ダブルワークでトッププロアスリートのサポートスタッフをしていましたが、その「終わり」はokeydonの退職によるものではなく、アスリートの引退によるものでした。よってokeydon自身が能動的に退職したのではなく、受動的なものでした。
来春、今の会社を退職するのが、okeydon人生で初めての退職となります。何しろ、初めての退職ですから恐怖心があるのです。
・初めての体験をする恐怖心
okeydonは石橋を叩いて渡る、いえ石橋を叩い壊すくらい慎重なもので、新しい体験にはワクワクもありはしますが、怖さもあります。
・変化への恐怖心
自然界では、変化に強い動物が生き残ると言われています。変化にはストレスを伴います。okeydonは変化への対応が得意な方ではありません。
・所属がなくなる恐怖心
人間には所属欲求があるものです。
・企業名という肩書きがなくなる恐怖心
日本では会話の中で勤め先のこと仕事の話が鉄板です。それに、与信も個人に対する信用というより所属する会社に与えられるようなもので、無職になるとクレジットカードを作るのが難しくなります。
・仕事の人間関係がなくなる恐怖心
人間関係の多くが仕事関係です。その大部分を失うのは寂しさがあります。
・福利厚生がなくなる恐怖心
健康診断、通勤定期券、厚生年金、健康保険、優遇されてきたものを失います。
・仕事で自己実現できなくなる恐怖心
誰も2年間なし得なかった事業をokeydonが成功させたときや、自分の人脈から ある分野で世界no.1の外資系企業との取引を成功させたときには達成感を味わいました。そういう感覚は得られなくなります。
・スケジュールがぽっかり開く恐怖心
これまでは仕事というスケジュールが自動的に埋まりました。レールの上を走ればスケジュールが埋まっていたのです。これからは、自分でスケジューリングする必要があります。時間というポートフォリオをどう埋めるのか。
・自由になることへの恐怖心
何とも説明しづらいおかしな感覚なのですが、自由を持て余すのではないかと懸念しています。
・会社を辞めて会社に迷惑をかける恐怖心
あれ?迷惑かけることはほぼないかな(苦笑)ある分野で世界no.1の某外資系企業とのパイプがなくなるくらいです。これは、僕がアーリーリタイアに向かうにあたり、本来の担当者に引き継ぎをして、すでにokeydonは一線からは身を引いているので、ある程度うまく回ると思います。秘書を通さずエグゼクティブの携帯に直接アポは取れなくなるし、後任が直接エグゼクティブに会えることはもうないでしょう、うちが役員でも出さない限りは。けれど本来はそういうものです。仕事面だけは対処しました。これは去りゆく者としての義務です。
いろんな恐怖があるからアーリーリタイアしないのかと問われれば、それも嫌です。
正直まだ迷いはあります。
けれど、せっかく得た「カード」ですので、来春 このカード使おうと思ってます。楽しみもあり、怖さもある。これは、きっとアーリーリタイアを間近に考える皆さんが通る道なのかなと思います。
I will FIRE in the next spring!!