こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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昨日(2019年3月12日)、日経新聞夕刊のトップ記事に「株主優待 最多1500銘柄超え」との記事が掲載されました。
そこで、今日は、株主優待を目当てとした投資の是非について綴りたいと思います。
株主優待を貰うと、確かに嬉しいですよね。お気持ちは分かります。けれど、株主優待があることだけを銘柄選択の理由にすることに対して、僕okeydonは否定的な意見を持っています。
もっとも、何億もの投資資産があって、充分に分散投資できていて優待生活をされているのなら話は別です。ですが、そこまでの投資資産のある方は多数派ではないと思います。さらには、投資の入口として、株主優待に興味を持つことも否定はしません。
本来、投資の目的は、資産そのものを増やすことです。よって、資産を増やすことを前提として、自分の投資方針にあわせて、高配当銘柄、増配銘柄、成長銘柄、ディフェンシブ銘柄、バリュー銘柄を選ぶべきで、そこに優待銘柄を入れるべきではないと思います。株主優待は得たけど、資産を減らしたというのでは、投資になっていないからです。
優待銘柄に投資するとしても、業績分析をした上で、自分の投資方針にあっている(例えば、高配当銘柄など)銘柄を選択して、その結果として株主優待があるという後付けの理由であるべきだと思います。
お食事券が貰えるからとか、QUOカードが貰えるからとか、お米券が貰えるからとか、割引券が貰えるからとか、カタログギフトが貰えるからとか、、、etc 株主優待を前面に出した銘柄選択をして、業績分析をしないというのは非常に危険です。資産を減らすリスクが非常に高いと言えるでしょう。1000円のQUOカードを貰っても、株価が下がり5万円損したのでは、意味がありません。極端な例では、倒産した企業だってあるのです。そうなると、資産はパーです。
株主優待を目当ての投資をしたいという方は、少なくとも企業分析はした方がいいと強く強く思います。つまり、株主優待のある銘柄を探す→業績分析をする、という手順です。ここで、少なくとも、業績悪化企業は投資候補から外すべきです。
また、株主優待は廃止になることもあります。廃止が発表されて株価が下がるというのはよくある話です。
僕okeydonは、株主優待目当ての投資を、業績分析なしにしてはいけないと強く思います。投資は資産を増やすための手段であることを主眼においていきましょう。投資は目的ではなく手段です。
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