おけいどんの適温生活と投資日記(世界中の高配当株、増配株、ETF、リート、投資信託に投資)

桶井 道/おけいどんが、投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴26年、日米など30ヵ国の高配当株、増配株、ETF、リート、投資信託。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 5冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、世界の高配当株投資本、ビギナー向け投資本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●介護施設は自分がギリギリになる前に探そう

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


当ブログを訪問してくださる方のなかには、介護をされている方、介護が迫ってきている方もおられると思います。当記事では、介護施設は早めに探すべきであることを書きます。


介護を必要とする人は、一般的に介護度合いが年月とともに増していきます。特に、高齢者はほぼ100%そうでしょう。

介護を始められる当初は、要支援1からでしょう。その認定をわざわざ受けられない方も多くいると思います。私の父も初めて認定を受けたときは、すでに要介護2まで進んでました。



私の経験から申し上げると、要支援1-2、要介護1-2あたりまでは、それほどきつい負担には感じませんでした。当初は、自分の生活もしながら、余力で介護をする感覚でした。

ところが、段々と負担に感じるようになりました。とはいえ、負担はある日一気に増すわけではなく、徐々に、徐々に増えていきます。よって、負荷が強くなっていることに気が付かないのです。これが、介護の怖いところです。

気が張っていることもあり、脳が興奮状態になり疲れが感じにくいことも、負担に気付くのを遅らせます。

なので、大丈夫、まだ出来ると思いがちです。


自宅介護は要介護2まで、要介護3以上になってくると困難だと言われます。私は父が要介護5になっても、自宅介護を続けていました。出来る限りは見てやりたい、と思っていたのです。


そして、いつか、この興奮が疲れを感じさせない、一種の「麻痺」が効かなくなります。そして、一気に蓄積した疲れを感じるようになります。そこからがとてもキツかったです。2023年は常に疲労を感じて、常に体調不良を抱えていました。

そうなると、日々の介護と自分の生活を回すので精一杯となり、体力的にもメンタル的にも余裕がなくなります。これは経験談です。



私は、完全に詰む前に、介護ヘルパー、デイケアショートステイ、小規模多機能、老健、特養、介護付き老人ホームなどを探しておくことをお勧めします。

まだまだ先だろうと思って先送りしていると、上述の通り、気が付くと追い込まれて、動く余裕がなくなる可能性が高いです。



振り返りますに、私はその寸前のところで動くことができましたが、最後の力を振り絞った感があります。ここまでやったので、やり切った感もありました。自分がした介護に納得したので動けました。

そして、競争率が高いとされる小規模多機能にたまたま空きがあったことに助けられた運があります。ショートステイをリレーで繋ぎ続けることになっていたと思うと、ゾッとします。


ケアマネージャーさんに頼ればいいと思われている方もおられるでしょう。もちろん、頼れる部分は頼ればいいと思います。しかし、ケアマネージャーさんも多くの担当を抱えられており、なかなか満足ゆく施設を見つけてもらうにも難しさがあるように、私の経験からは思います。


私の経験から繰り返し申し上げます。介護施設は早め早めにリストアップだけでもしておくことをお勧めします。ケアマネージャーさんに任せきりになるのではなく、余裕のあるうちに自ら動いておきましょう。そのほか、介護に関しては、とにかく早め早めに動きましょう。


どうか、追い込まれる前に、選択肢を広げておいてください。追い込まれると、日々を回すだけで精一杯になります。そうならないようにしてください。


今日も何事にも適温でまいりましょう。


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