こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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私の父は要介護5です。昨年11月までは自宅介護をしていました。私に限界がきて、12月から主な介護施設で暮らして、月に数日間だけ自宅介護するように、「介護シフト」しました。
それから7ヶ月が経過して、介護施設での父にいい変化がありました。
自室に篭りがちだった父が、共用スペースにいる時間が増えています。介護施設がしてくれるレクリエーションが楽しいようです。
猫カフェが楽しかったようで、猫の絵を描くことに目覚めて、ティッシュペーパーに猫を描くようになりました。
すぐに、紙とボードとペンを差し入れました。するとお絵描きが進みました。描いた猫を見せてくれるようになりました。
続いて、お絵描き帳と色鉛筆を差し入れました。いろいろと描いて、介護施設の壁に飾ってもらえるようになりました。楽しく「画家」をやっています。
上手なわけではなく、本当に幼稚園児が描くような絵です。本人は「猫」と言いますが、何か動物のようには見えても、猫には見えません。が、「上手く書けてる、猫の感じでてるね」と伝えています。基本的に、会話では、否定せず肯定するように心がけています。
(イメージです)
この変化は介護施設にいるからこそだと思います。自宅にいれば、私は介護で精一杯で、そこまで見てあげられなかったです。「そのくらいのことができないの?!」と思われるかもしれませんが、これは要介護5を介護してみないとわからないことです。体力もメンタルも知識も時間も相当必要ですので。
振り返りますに、いい介護施設を見つけられてよかったと思います。あのとき、限界ギリギリのところで、うまく動いた自分を褒めたいです。私の事務能力に磨きをかけてくれた上司にも感謝ですね。
過去に短期利用で合わない介護施設がありました。ベストな施設に入れて良かったと思います。父には、少しでも快適に、少しでも幸せに、暮らしてほしい...そのために出来ることは、今後もやっていきます。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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