こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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私は、両親に資産状況を伝えるようにしています。この記事では、その理由について書きます。
私がFIREしたのは2020年の秋、これはいろんな理由がありますが、父の介護のためでもありました。
難病の父は、年月いえ月日とともに症状が進行して、衰えています。それとともに、介護費用が増えていきます。
介護施設の利用料は利用日数によりますが月18万円ほどです。介護パンツ・オムツ、パッドは月2万円ほど必要です。介護手袋は月3000円、服薬ゼリーは月1500円...細かいものをあげればキリがありません。診療代や薬代もかかります。移動には介護タクシーが必須で、少しの移動でもなかなかの額です。
そして、母はがんサバイバーです。不整脈や脳の静脈瘤も抱えます。毎月の診察、定期的な検査を必要とします。薬やサプリメントにも費用がかかります。
両親は、自分達の介護や療養、老後生活に必要な資産は有しています。かなりの想定外でも起きない限りショートすることはないと思います。
しかしながら、年金だけでは賄えませんので、減りゆく資産額に不安を感じているようです。母はたびたび「節約しないとあかん」と口にします。
私のFIRE当初は、私のFIRE資金がショートしないか心配もあったようです。
私としては、健康に留意しながらも、食べたいものを食べて欲しいし、行きたいところに行って欲しいと思います。健康に留意するからには、食費にお金をかけることも必要です。
そこで、私は、私の資産額や配当金額、運用状況を、両親に最低でも月に1度は報告するようにしています。
日本株が好調な今は、具体的な銘柄名を出して、株価が何倍になった等も話しています。
暴落することもありますが、そのときは配当金額にクローズアップするなど、不安が生じないよう工夫しています。
また、経済が大きくなる限りは株価も上がること、株価が下がればリバウンドを取りに行くことで資産を増やすチャンスになること、なども説明しています。
2020年の秋にFIREしたとき、資産額は1億円、年間配当額(手取り)は120万円でした。3.5年経過した今は、1.7億円+210万円です。この数字とこの伸びが何よりの安心材料だと思います。これを、できれば来年にも2億円+240万円として、より安心させたいです。
「お金の心配はしなくていい」と、はっきり伝えています。特に、介護施設の費用を気にする父には、それを繰り返し説明しています。私の人生のお金がショートしないことも伝えています。
最近では、両親を安心させることが、私の投資モチベーションにもなってきました。
改めて思います。
お金の量=選択肢の数=安心 であると。
お金を有意義に使いながらも、まだまだ増やしていきます。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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