こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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私の父は、難病を患っており、要介護5です。去年の11月までは自宅介護をしていましたが、病状が進んで支えきれなくなり、昨年12月以降は小規模多機能(介護施設)に多くをお世話になっています。
父だけではなく...
母はがんサバイバーで、他にも病気を持ってます。10月に体調を崩して、私が2人をみるという1:2の介護・看病・家事を経験して、もう無理だと悟りました。
現在、父は小規模多機能で多くを過ごし、一部で自宅介護する体制です。
先日、帰宅して自宅介護中の出来事。
夕方17時ごろのこと...
父「そろそろ晩御飯の時間やから、施設に帰る。送って」と。
施設に『帰る』との表現もあり、母は泣いてました。可哀想だと。私もグッとくるものがありました。
家で見てやりたい気持ちと、もう支えきれないという気持ちの狭間で苦しんでいます。親だから、割り切れない思いです。
とはいえ、100%やり切ったとも思います。普通は要介護5を自宅介護なんて無理です。「よくやってますね」「体力とメンタルのお化けですね」と感心されます。
思い返すに、私は2023年の1年間はずっと体調が悪かったです。頭痛、腹痛、疲労、持病の不調、思考のネガティブ化...毎日のように何かしらの抱えていたと思います。主治医からは、介護鬱のリスクを心配されました。
今は内臓の持病はともかく、他はクリアになりました。
話を「施設に帰る」と言った父のことに戻します。
私から、「数日間は家で一緒に過ごそう。晩御飯は特上握り寿司を出前してもらうから一緒に食べよう」と伝えて、理解してくれました。
また「お金の心配はしなくていい。投資は上手く行ってる、物書きの仕事も順調。この1年2ヶ月だけで資産は5000万円増えてる」とも伝えました。
とにかく、不安なく平穏な人生を生きて欲しいと願っています。
その後、出前で届いたお寿司を、病人とは思えない早さで食べてました。お寿司が一番好きなんです。ただ、もう海苔は喉につっかえるので、巻物は食べられなくなりました。貝類、イカタコもダメで、鯛は隠し包丁を入れてもらっています。
夜、母に、「施設に帰る」というのは、介護施設に馴染んだ証拠、良くしてもらってるんだろう。前向きに考えようと伝えました。
老いゆく親を見ると辛くなりますが、やり直しは効きませんから、後悔のないようにしたいと思います。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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