こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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初めに念のため書いておきますが、この記事はケアマネージャー(ケアマネ)さんを批判するものではありません。介護当事者として、自らも行動することで問題解決する大切さを書きます。
さて、僕は、要介護5の父を自宅介護しています。2020年秋にFIREと同時に介護を初めて(それまでも見守りや手伝い、医療従事者への相談などはしており、どこからが介護なのか明確な境目は分かりません)、介護歴は4年目になります。「介護FIRE」です。
介護するようになると、ケアマネさんに、いろいろと頼ることになります。介護プランを作ってもらい、介護施設や介護用品レンタルの会社などとの連絡役にもなってもらいます。
ショートステイ(短期間宿泊利用の介護施設)を探したり、予約したりも、ケアマネさんにして頂きます。
春までは100%自宅介護をしていました。しかし、要介護5を支え続けるには限界がきました。春からショートステイを利用しています。
しかしながら、なかなか思うように、ショートステイの予約は取れません。コロナや急な職員の退職などで、やっと予約できていたショートステイから、下手すれば利用の前日に受け入れ中止の連絡があることも。あと1日...と思っていたのが、この連絡には心が折れます。
ケアマネさんには、なかなか予約が取れないので、新たなショートステイを探すようにお願いするも、なかなか思うようには進みませんでした。
ケアマネさんは市町村ごとに働かれているため、市町村外の施設には詳しくないそうです。さらには、施設を探すにも、それまでの経験から得手不得手があるとも聞きました。介護保険で完全にカバーできるリーズナブルな施設が得意なケアマネさんがいれば、介護保険外の自己負担額が高くなる施設が得意なケアマネさんもおられると聞きます。
僕としては、100%自宅介護は限界であって、多少お金がかかっても構わないので、市内、市外で施設を探すように依頼しました。が、なかなか満足ゆく答えは出ませんでした。
人生は行動が作る、これが僕の考え方。これを介護にも取り入れました。自分でショートステイ施設を探すことにしたのです。
ネットで市内および周辺市で自宅から近い施設をリストアップしました。その数30! スイッチが入ると、妥協なくとことんするタイプです。
そのリストを元に、ローラー作戦で電話をかけて「逆営業」しました。1件、また1件...と、根気強く電話をして行きました。
すると、初めて聞く「小規模多機能」という施設に当たりました。ショートステイのつもりで電話しましたが、違ったのです。「うちはショートステイはやっていません。小規模多機能なので」と。
が、電話を切らずにちゃんと話を聞きました。
すると、これが大正解!!
僕の希望を100%叶えてくれるような施設だったのです。
契約すれば、いつでも使える父専用の部屋を確保してもらえます。基本料金+使用した分だけ支払えば、契約は自動更新、その部屋は他の人に貸されることはなく、父の専用となるのです。
いつでも好きなときに利用できます。日帰り利用(デイケア)、宿泊利用(ショートステイ)ともに可能です。
つまり、ショートステイの予約が取れない、という悩み・ストレスから解放されることを意味します。これは大きい!!
改めて思いました。問題解決のためには、自分で行動することが大事です。
これは、決して、ケアマネさんに文句を言っているのではありません。ケアマネさんは多くの要介護者を担当されており忙しく、既述のように得手不得手もあります。だから、ケアマネさんに頼りつつも、自分でも行動することが大切です。介護当事者として自ら動くのです。
それも、本当に自分がギリギリになる前に行動することが大事です。本当にギリギリになると、目の前のことを回すので精一杯になりますから。
僕の介護経験がどなたかのソリューションになると幸いです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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