こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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先日、母から、会社を辞めて3.5年間、父を自宅介護してきたお礼を言われました。
「会社辞めて3年半もお父さんの介護してくれて有難う」と深々頭を下げながら。
さらに、母曰く...
・50年連れ添ってきたから、小規模多機能(介護施設)中心の生活に移すのが辛い
・けど、ここまで介護をよく頑張ってくれた
・だから、もう理解はした
・だけど、(僕の)体調が良くなったら、また月に数日間は家で見てあげたい
僕も同じ気持ちです。
とりあえず、年末年始の数日間は自宅介護に戻します。紅白歌合戦を一緒に見て、おせち料理を一緒に食べて、父が好きなすき焼きも一緒に食べます。
団欒することで家族の温かさを感じて欲しいと思います。そこは介護士さんではなく、家族だからこそ出来ることです。
長年の介護疲れは、持病(内臓疾患)持ちの僕には想定以上に、自覚する以上に蓄積しているようです。これまでアドレナリンがカバーしていたのでしょう。ホッとして、アドレナリンが抜け、蓄積した疲れを感じています。
しばらく、筋トレ、ウォーキングをお休みして、回復に努めます。幸い、物書きの仕事や読書は気分転換になっています。自宅介護していたときに、一時期は、それすら苦痛に感じていましたので、体調の最悪期は脱したと思います。
話を戻します。
2020年に会社を辞めて、父に代わって父の会社を廃業に導き、父を自宅介護した3.5年間を振り返ると、本当に頑張ったなと思います。通常、要介護5の自宅介護は無理です。だから、後悔はありません。
親の介護や看取りで後悔がある人が多いと言われますが、僕はそうならないようにしたいと思います。
この先、父は小規模多機能での生活時間の方が長くなりますが、寂しく思わせないように、面会に訪れ、本やおやつ、好きな食事の差し入れなどを継続的にしていきます。毎週のようにAmazonや書店で本を購入しています。鉄道、島、山、猫の本が好みのようです。
母も、僕の行動を分かって、感謝してくれています。これまでの3.5年間の自宅介護や会社の廃業に加えて、小規模多機能を見つけたことも感謝してくれています。あのとき、ローラー作戦で施設探しに成功していなければ、今ごろ家族ともどもとても辛い状況に陥っていたように想像できます。
この先、自分の幸せ、両親の幸せを両立したいと思います。
FIREしていて良かった。投資してきて良かった。つくづく思います。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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