おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●「したい介護」と「できる介護」に温度差を悟らされる、医師より「TKO」

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


難病の父の介護も4年目となります。現在は要介護5と介護レベルで最も重度なカテゴリーです。普通なら、自宅介護など無理です。

それでも、自分はFIREしたし、親に感謝はあるし、両親の希望も叶える形で、自宅介護を継続してきました。


ところが、10月後半くらいから僕の体調に異変がでました。元から内臓に持病はあります。それでは説明のつかない症状が身体のあちこちに出始めたのです。

最初は10月後半に軽い頭痛からでした。花粉症だろうと耳鼻科に通いました。しばらく通院すると鼻は綺麗になりました。ところが頭痛は続きました。身体の歪みで頭痛になったことがあるのを思い出して、整体に行きました。改善しましたが、完治しませんでした。

その後、胃腸の調子が悪くなり、食べられなくなりました。腹痛が出ました。お腹がゆるくなりました。

流石にヤバいと思って、主治医のもとに駆け付けました。


主治医「桶井さん、ここまで自宅介護をよく頑張りました。普通は出来ないことです。このままなら桶井さん自身がノックアウトになります。したい介護とできる介護にあまりに温度差を感じます。介護施設に入る日数を増やすなど考えてください。ここは割り切りましょう。」


会社員時代に、主治医のアドバイスを振り切って、出社し続けたことがあります。その結果、僕は内臓が悪化しました。あの時も、いろんな症状が出たのです。そのときと似た症状であることを思い出しました。そして、悟りました。このままでは、介護鬱になるかもしれない、と。


ということで、小規模多機能に、ロング「ショートステイ」で入ってもらいました。とりあえずは3週間ほど、あとは僕の体調次第です。

出来れば、お正月のお節料理は一緒に食べたいとは思います。が、もう無理はしません。

いずれにせよ、小規模多機能が父のメインの棲家となり、自宅に帰るにしても月に8日以内(4日×2度)までとします。要介護5をもってカテゴリーはストップしますが、リアルにはもう要介護6や7まで行きつつあります。これ以上の自宅介護は無茶です。自分が壊れます。



介護セミナーで、「親の希望に寄り添いましょう」なることを言われる講師がいると聞いたことがあります。要介護3以上で、そんなことしたら、自分が詰みます。経験者として、はっきりと言い切ります!


これが、介護のリアルです。


国の統計によりますと、75歳以上の高齢者が要支援や要介護になる割合は、3人に一人です。両親ベースで考えると誰にでも当てはまります。ご両親が要介護になったとき、どうするのか覚悟は出来ていますか? 知識はありますか? いざそうなってからではリソースが足りないこともありますから、早いうちの情報収集をお勧めします。


今日も何事にも適温でまいりましょう。



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