「お父さんがかわいそう」、これまで母のこの一言に寄り添う形で父を自宅介護をしてきました。もちろん、それだけではなく、自身も父への感謝や愛情があるからやってきました。
ところが、僕の内臓の持病が悪化したため、主治医から「決断のとき」と諭されました。振り向けば今年はずっと体調が良くなかったです。
そこで、小規模多機能へのロング「ショートステイ」を決めました。
その数日後の朝...
「元気そうやね(僕の顔を見て)。お父さん3日ほど自宅介護してあげたい」
瞬間に背筋が凍りました。ゾッとしました。介護疲れがピークのなか、やっとロング「ショートステイ」が決まり安堵していた矢先に...
僕にはそんな余裕はもう残ってない。
母と向き合い...持病の説明、他にも症状が出て薬が増えたこと、3.5年間自宅介護をしてきて蓄積した疲労が限界であること、を説明しました。
母は静かに聞き、納得してくれました。
父は本心は自宅にいたいんだろうと思います。けれども、僕の体調を見て納得してくれたようです。僕だけではなく、母にも疲労は溜まってます。10月のように母がダウンすると1:2の介護・看病・家事となり、相当きつかったです。あのときからの疲れがまだ残っているように思います。
介護はどこかで区切るときが来ます。「覚悟」が必要です。簡単には割り切れませんが...正直辛いです。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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