こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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父の介護も、夏以降4年目に突入しました。(どこまでが見守りで、どこからが介護になったかという境目の判定は難しいのですが...)父は難病です。よって、改善することはほぼなく、病状は進行していきます。
最初は介護判定を受けずに、介護保険を利用せずに、介護していました。
2021年夏に、初めて介護認定を受けました。要介護2でした。まだ、杖をつけば自力歩行が可能でした。
しかし、父は日に日に病状が進行していきました。
介護認定は、通常は毎年受けるものです。ところが、コロナ禍の特例措置として、前年の要介護度を踏襲するのであれば、2年ごとの認定でも良いとされました。
病状の悪化は見られましたが、コロナリスクを避けるために、2022年夏はその制度を利用しました。よって、要介護2が継続となりました。
2023年春あたりから、相当支えないことには歩行が困難になりました。以前から外出には車椅子を利用していましたが、初夏からは自宅内を含めて完全に車椅子生活となりました。下着も介護おむつです。着替えも全介助、お薬も自分で飲めず、歯磨きも自力では出来ません。食事は食べやすい大きさにすれば、見守りさえすれば、自力で食べてくれます。ただし、時間を相当要して、1時間ほどそばで見守らなければなりません。放置すると、窒息するリスクがあるからです。事実、今年は3回くらい喉を詰めて助けました。1度は助けきれずに救急車を呼びました。「下の世話」も必要です。うんちが手につくこともあります。入浴介助もします。これが、介護のリアルの一部です。
2023年の要介護認定では、要介護5。介護レベル7段階のうち、一番高いものになりました。ここまで来ると、普通は自宅介護できません。
が、父の希望もあり、自分がFIREしてリソースがあることもあり、これまで家族を支えてくれた父への感謝もあり、自宅介護を継続しています。
「要介護5だから自宅介護できない」とカテゴライズで決めてしまうのではなく、「要介護5であれ、どうすれば自宅介護が可能なのか。かつ、僕が自分の人生と両立できるのか」を考えました。
どんなことも、できない理由から並べるのは良くありません。バイアスにかかってもいけません。どうすれば可能なのか、どの範囲なら可能なのか。介護では、どんな制度や施設があるのか。
ベストにならなくとも、セカンドベスト、サードベストを考えて答えを導くことが大事です。
結果、ショートステイ利用の日数を増やしたり、予約困難なので3つのショートステイ施設と契約したり、小規模多機能(これはまた後日書きます)と契約したりと変化させていきました。介護用具も、症状に合わせて、変えました。
介護は日に日に負担が増えます。よって、その都度、適応が大事だと強く思います。介護項目が増えたら、家事負担を減らすといった、タスクを総合的に見ることも大事です。
家事負担を減らすために、宅食や出前、中食を利用しています。家事の中で、食事の準備が一番大変で、かつ外部の力を借りて解決できる項目です。宅食は、三つ星ファームを利用しており、まとめて冷凍で届きます。食べたいときに、レンチンするだけで済み、重宝してます。
振り返りますに、要介護5の父を自宅介護できるのは、「投資脳」が役立ってると思います。
情報収集、情報分析、現状把握、全体を俯瞰してみること、判断、決断、実行、これらを冷静にする力が、投資を通じて備わっています。
この先も、父の要介護度は確実に進みます。それでも、できるだけ自宅介護をしてやりたいと思っています。
親の介護や看取りには、やり直しが効きません。そして、自分の人生にもやり直しが効きません。僕は後悔のないよう両立したいと思っています。これを可能にしたのは、投資です。FIREできて良かったです。
名付けて「介護FIRE」ですね。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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