こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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それは、家事をしていたときのこと。
「あーーー」、という父の声が微かに響いたのを聞き取りました。扉を2枚(3枚だったかも)挟んだ向こう側から。
...僕は耳がいいんです。これは自分が勝手に思っているのではなく、耳鼻科で聴力の精密検査をして出た結果(数値)を元に言っています。
閑話休題。
その声の方に、急行しました。介護は物音や振動、声に敏感である必要があります。
すると、父は転倒して、扉と手すりに頭と身体が挟まって、かつ扉に もたれ掛かるような状態。つまり、父の身体が扉を押さえつけて、扉を開けない状態だったのです。
僕は、扉の隙間から右手を伸ばして父の頭を支えました。父を促すも自力では動けません。僕は左手を精いっぱい伸ばして緊急呼び出しボタンを押し、母を呼びました。
2人がかりでも、相当苦労して父を助け出しました。無理な体勢で力を使って、終わると腰が痛かった...
もしも、自宅に母だけだったら...転倒に気付くまで時間を要していただろうと思います。僕が在宅していて、僕が地獄耳(笑)だから、即座に対応できました。
父は無事で本当に良かった。怪我もありませんでした。
日頃から、父に危険がないように気を配っていますが、介護では想定外のことが起こります。FIREして、「自宅警備員(笑)」の実力を発揮できた瞬間でした。
FIREは親孝行なのかな、と自己肯定感が上がった瞬間でもありました。今後も、仕事は在宅100%でするつもりです。我慢ではなく、その仕事が楽しいから苦になりません。
出来る限り、自宅で介護したいと思っています。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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