こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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この記事では、これまで自宅・自力介護に拘ってきた父の介護方針を変え、ショートステイ利用を開始したことに関して書きます。
僕okeydonは、春以降、長期間、体調不良が続いていました。内臓の持病からだろうと思い込んでいましたが...介護疲れが原因でした。
このままではまずい...介護鬱のリスクがある。そう思ったので、家事および介護負担を減らすアクションを取りました。
既報の通り、宅食を利用することで、家事負担を減らしました。ただ、それだけでは十分とはいえず、体調不良は続きました。思考回路もネガティブに。
これまで、コロナを理由に、外の人の手を借りての介護を拒んできました。もう、ここが決断どき。
というわけで、父のショートステイ利用を開始しました。毎月、3泊4日×2度の外泊です。
実際にその日を迎えると、父は嫌がらずに、すんなり行ってくれました。父に自身の体調不良を説明し、長く自宅介護をするための、ショートステイ利用であることを説明したのが良かったと思います。後ろめたい気持ちが芽生えず、メンタルの負担もなく、これはホッと出来ました。
そして、父がショートステイに出て、不在の日々に思い知らされました。普段、何もしていないと思っていた時間も、どれだけ父に気を配っていたのかを。夜も、物音を気にせずに熟睡し、途中で目覚めることもありませんでした。久しぶりに、心身ともにリラックスした時間を過ごせました。
そして、体調が回復。思考回路も回復。身体も頭もクリアになりました。介護は知らず知らずのうちに、心身への疲労を及ぼしていることを実感しました。
介護は、少しずつ少しずつ、負担が増します。少しずつ少しずつなので、負荷がオーバーしていることに気が付けないのです。まだ出来る。まだ大丈夫と思いがちです。
今回、アクションを起こせたのは、消化器内科の主治医およびかかりつけ薬剤師からのアドバイスです。第三者とのパイプを持つことが大事ですね。このアドバイスがなければ、まだ根性論(本人はそれにさえ気がつけてもいない)で、自力介護にこだわっていたと思います。そうなると、介護鬱...そうなっていたかもしれません。
国の統計によりますと、75歳以上の高齢者が要支援ないし要介護になる確率は3人に1人です。両親や義父母で考えると、他人事ではありません。ほぼ全ての方にあり得ることです。
いざ、要介護になってから焦るのではなく、使える制度の勉強や人間関係の構築をしておいても、決して損はないと思います。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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