こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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僕okeydonは、景気循環ごとに、保有銘柄を入れ替えるような投資はしていません。10年以上保有を前提に、優良銘柄を選択して投資しています。
とはいえ、セクターにより、投資するタイミングは、よくよく考えます。今のような金利上昇局面でバリュエーションの高い成長株に投資することはありません。
一般的に、金利上昇局面では、成長株は弱いと言われています。実際に、バリュエーションの高い銘柄は株価が軟調です。
具体的な銘柄で検証してみましょう。
グロース株の代表格となるGoogleから見てみましょう。直近の高値(終値ベース)は2958.13ドル、PERは30倍くらいでした。現在の株価は2667.02ドルですから、下落率は9.84%です。PERが高くなかったので失望的な下落幅ではありません。現在のPERは25.7倍です。成長株なら普通の数値ですね。
次に、Microsoftを見ます。直近の高値は342.45ドル、PERは40倍弱でした。現在の株価は308.26ドルですから、下落率は9.98%です。こちらも、PERがそれほど高く無いので、下落幅はマイルドです。現在のPERは32.8倍と、許容範囲内です。
では、PERが高い銘柄に目を移しましょう。
ASMLから見ます。直近の高値は879.12ドル、PERは50倍台でした。現在の株価は644.97ドルですので、下落率は26.63%にもなります。大きく下げていますね。現在のPERは40.4倍と、GoogleやMicrosoftに比べるとまだ高いです。
MSCIを見ます。直近の高値は666.42ドル、PERは80倍くらいでした。現在の株価は508.13ドルですので、下落率は23.75%にもなります。こちらも大きく下げてます。PERは58.4倍と、まだ高いですね。
日本株も見ておきましょう。
成長株で有名な東京エレクトロンを見ます。直近の高値は68420円、PERは32倍くらいでした。現在の株価は52970円ですので、下落率は22.58%です。PERは25倍です。
次に、キーエンスを見ます。直近の高値は73860円で、PERは70倍くらいでした。現在の株価は57340円ですので、下落率は22.37%です。PERは54.6倍です。
続いて、ディスコを見ます。直近の高値は36000円で、PERは25.5倍くらいでした。現在の株価は30700円ですので、下落率は14.72%です。PERは18.9倍です。
ん
こうして見ると、日本株は、PERに関わらず、米国株より反応すると言えますが、やはりPERが高い銘柄の方が反応してますね。
全体を見渡すと、どれも下落していますが、下落幅で明暗別れましたね。やはり、バリュエーションの高い銘柄は下落幅が厳しくなっています。
ゆえに、金利上昇局面では、バリュエーションの高い成長株への投資は慎重に行なう必要があるでしょう。
とはいえ、下落幅の大きな銘柄は、リバウンドを狙えるという考え方もあります。リスク許容度を鑑みながら、相場と相談しての投資になりますね。
一番大切なことは、やはり、10年以上保有できる銘柄を探すことです。そもそも論として、銘柄のポテンシャルを見ることが大切でしょう。長期投資するということは、金利を見て投資するのではなくて、銘柄のポテンシャルを見定めて投資することを意味します。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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