おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●強い米国株も長期軟調な時期があった事実

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。



※チャートは2022年10月25日で締めています。


これはNYダウの長期チャートです。


強いと言われてきた米国株、今年は軟調ですが、長期チャートはたしかに右肩上がりの成長をしています。

僕もそうですが、長期で見ると、歴史的にずっと成長していると思いがちになりますね。昨年前までの成長相場がそうさせているのかもしれません。



しかしながら、意外にも「ヨコヨコ」な期間、軟調な期間が長くあったことは見逃されがちです。


ここで、チャートの2000年8月〜2006年7月にクローズアップしてみましょう。

この期間、意外にも、軟調相場が長く続いたことも、歴史の事実です。

2000年8月終値で株価が11,125ドルになったあと、下落して、その後も軟調な相場が延々と続きました。

その11,125ドルを超えて、成長相場に移行したのは2006年7月あたりです。その月、終値で11,185ドルになりました。復活に、実に5年11ヶ月も掛かりました。

その後は2007年10月までは株価成長しました。この月の終値は2007年10月の終値は13,930ドルです。



続いて、2007年10月から2013年2月にクローズアップしてみましょう。

2007年10月からは、また下落に転じました。翌年2008年はご存知リーマンショックです。その後はまた延々と軟調相場が続きました。

2013年2月の終値で14,054ドル、2007年10月の終値を超えるためには、5年4ヶ月も要しました。



軟調相場が、それぞれ、5年11ヶ月間および5年4ヶ月間とは結構な長期間ですね。この長期間にわたり株価が伸びないというのは、メンタル的になかなか厳しいものがありますね。米国株は強いと語られますが、こういう時代もあったということです。


米国株投資では、こういう歴史もあったという事実を頭に入れ、リスク許容度を鑑みる必要があると思います。まさしく、2022年の軟調相場がその機会とも言えます。トランプ相場以降、成長相場が続きましたし、コロナショックのときがそうであったように株価はすぐに反転するだろうと思いがちですが、そうとも限らないということです。特に、米国が利上げをしている最中は厳しいでしょう。今は我慢のときです。



投資判断は自己責任にてお願い致します。


今日も何事にも適温でまいりましょう。



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