こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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僕okeydon(桶井 道/おけいどん)は、FIRE(アーリーリタイア)後に父の事業を手伝い、そこから収入を得ていることについて、拙著を含み、過去にいろんな媒体で概略だけ触れてきました。
これは簡単な仕事をしてお小遣いを貰っているのとは少し異なります。
この記事では、父の事業の手伝いに関して補足説明したいと思います。
僕okeydonは、FIRE(アーリーリタイア)してから、父の事業を手伝っています。
そのことに関しては、過去にこのブログでも、各雑誌でも、拙著(単行本)でも、触れてきました。
では、実際にどんな仕事をしているのか?簡単な事務?軽作業?もしかして、何もせずに小遣いか?
全て違います。
父の仕事には、専門知識と経験を要します。手伝うにしても、その知識も経験もなくしては、言葉すら理解できません。従いまして、誰でも手伝えるというものではないのです。
僕okeydonは、元の勤務先で、長年そういう部署におり経験を積みましたし、独学でも勉強していました。よって、FIRE後に、即戦力として父の手伝いができているのです。なかには、全て父に代わって一人でやりきった仕事もあります。
また、取引先に立て替えた200万円強が返還されていない事案があり、時効になる前に、僕が代理で対応して回収に成功しました。これには、父が最も感謝してくれました。
他にも、顧客対応でいろんなケースがあります。
先日も、こんなことがありました。2つ紹介します。
(1)長年お付き合いのあるお客様から仕事依頼が入り、父と相談しましたが、お受けできる内容ではなかったため、僕から電話で丁重にお断りしました。
ところが、納得いかなかったのでしょう、いきなり怒鳴られました。父だとそういうことはないのでしょうが、その方よりも年下にあたる息子(=僕okeydon)だったからでしょうか。
僕としては、元の勤務先でお客様相談室の責任者をしていた経験が生かせるシーンです。
僕「ちょっと待ってください。冷静にお願いします。お聞きしますが、僕は今 怒られているのでしょうか?それとも、お願いされているのでしょうか?どちらですか?」
お客様「......。申し訳ありませんでした。」
このように、短時間で解決しました。
(2)また、あるときは、長年お付き合いしているお客様ですが、メンタル的に落ち込まれて、業務とは関係ないことで度々電話が入りました。父に話を聞いて貰うことが目的になっておられて、父の仕事の手が止まり困っていました。父はカウンセラーではないのです。
そこで、僕が代わりに電話対応しました。
僕「父は業務で忙しくしていますから、今日は息子である僕がお話を伺います。最後までお話をお聞きします。絶対に途中で切りません。とことんお聞きします。その代わり、この件に関しましては、このお電話を持って最後にして下さいませんか?最後までちゃんとお聞きします。いくらでもお時間を取ります。いかがでしょうか?」
お客様「これが最後とお約束します」
その後、僕は傾聴モードに入って、とことんまでお話をお聞きしました。相槌を打ち、お気の毒です、お気持ち分かります、お辛いですね、と寄り添いました。
ひと通りお聞きしたところで、
僕「もうお気持ちは収まりましたか?最後までお聞きする約束ですから、まだお話したいことがあれば、いくらでもお聞きします。いかがですか?」と、お伝えすると、また同じことをひと通りお話しされましたが、僕は傾聴に徹しました。
結局20分以上もの時間、ずっとお話をお聞きしました。業務外ですし、カウンセラーの資格がある訳でもありませんから、お金を取るわけにもいかずですが、これも社会貢献だと思いました。
それ以外にも、いろいろなケースがあります。父がお断りしても、何度もお願いしてくる方もおられるのですが、そういうときも、父に代わって僕が理由を説明してお分かり頂けるまで丁重にお話します。このように僕が前に出て顧客対応することがあります。
日々の勤務時間はそう長くなく、ほぼ自由です。事前に予定を入れられたときはそれに合わせて仕事をします。それに対して月給6万円を貰っています。昨年は一時期貰っていましたが、インセンティブは完全に辞退しています。
CFOにあたる母からは月給20万円の話もありましたが、それは辞退しています。そうなると週23〜24時間ほど勤務しなくては税務署から認められないのと、それだけ勤務するにしても以前ほどには仕事量はなく、鳴らない電話番などになってしまう可能性があるからです。
税務署に相談したところ、時間給2000円は通常の仕事では高いけれど、専門知識が必要だからギリギリ妥当というご意見を頂きました。
逆に言えば、6万円÷2000円/時給=30時間と、最低でも平均して毎日1時間は父の仕事を手伝う必要があります。実際には、それ以上する日もあれば、全くしない日もあります。
僕には、この他に不労所得が平均して月収が27〜30万円ほどあります。配当金、ブログ、単行本の印税、取材ギャラなどですね。
従いまして、親から多額のお金を貰う必要はありません。一方で、親としては僕に仕事の依頼をするには無給では気が引けるでしょう。そこで、6万円が「適温」ということに落ち着きました。
このように、父の事業を手伝って、収入を得ていますが、専門知識と経験を必要とするため誰でもでる仕事ではないこと、収入は限定的であること、親孝行であることを、補足させて頂きます。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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