こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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この記事では、IBMを全株売却した理由について記述します。
少し前のことになりますが、IBM株を全て売却しました。
IBMは、高配当株として、また量子コンピュータのポテンシャルを評価して保有してきました。今もその評価は変わりません。
では、なぜ売却したのか?
それは、税回りのことを配慮してとなります。
何のこと?
はい、ご説明します。
IBMは、2021年末までに、ITサービス事業をスピンオフして、別会社とします。会社名も決まり、Kyndrylとのことです。
それに伴って、株が分割されます。(現)IBMは、(新)IBMとKyndrylの2銘柄になります。
そして、一般口座に移管されることになります(そうならないケースもあるようですので、詳しくは証券会社にご確認ください)。
そうなると、売却時に確定申告が必須となります。また、確定申告のために、買付価格や為替レートを何かに記録しておく必要が生じます。株は分割されるので、そのためには2銘柄の株価の算定には計算が必要になるでしょう。
僕のように長期投資なら、売却するのが20年先ということもあり得ます。その記録を20年間も保管する自信が持てるか?僕にはとても無理です。
というわけで、売却機会をずっと窺っておりましたが、株価が上げて買付価格まで戻った機会に、全て売却しました。
管理は簡単に限ると思います。複雑になるとストレスですし、面倒ですし、ミスの原因になります。全てを売却した今の気持ちはスッキリしています。
(新)IBMもしくは、Kyndrylに再び投資するかどうかは、スピンオフしたときに判断します。投資したい銘柄はほかにも山ほどありますので、比較検討します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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