おけいどんの適温生活と投資日記(節約FIRE、世界高配当・増配株投資)

アーリーリタイア ブロガー桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資について綴ります。2020年秋 億りFIRE。投資歴23年、米国株・日本株など17ヵ国の増配株メイン、節約が得意。節税も。親孝行、親介助なども発信。【メディア掲載】AERA、プレジデント、ダイヤモンドZAi、日経マネー、日経新聞、毎日新聞ほか【書籍】 今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術。【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●JTが大減配、同じく国が大株主であるNTTは大丈夫なのか?

こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。


先日、JTが大減配を発表しました。これまで、株主のうち政府および地方公共団体のシェアが33.35%もあって、国が大株主ならば減配はないだろうと巷間言われてきました。ところが、それは覆されました。


そして、JTが減配したから、次はNTTではないか?NTTは大丈夫なのか?という心配の声がTwitterに上がりました。たしかに、NTTも国が大株主ですし、JTと同じく高配当かつ増配銘柄でもあります。無理な配当、無理な増配はしていないのでしょうか?気になるところですね。


この記事では、NTTの減配は有り得るのか?儲かっているのか?展望は?など、NTTについて分析します。



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◆国の持ち株数は?

まず初めに、株主構成を確認しましょう。

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(NTTホームページより引用。以下、同様。)

政府および地方公共団体で32.36%ですので、JT(33.35%)とほぼ同じですね。

とはいえ、だから、直ちに減配リスクがあるのか?そんな短絡的なものでは有りません。


◆業績推移

儲かっているのか?配当を出すには儲かっていなければ話になりません。売上高、営業利益、純利益、一株あたり利益(EPS)を確認してみましょう。


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売上高(営業収益)はヨコヨコ

営業利益もヨコヨコ

純利益は2013年度に比べると成長していますが、この数年はヨコヨコ


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一株あたり利益(EPS)は緩やかでは有りますが上昇しています。自社株買いによって発行済み株式数が減少しており、その結果 一株あたり利益は成長していますね。



業績推移を、簡単に見るとそんなところですね。順調に増収増益(=売上高も営業利益も成長しているという意味)とはなっていませんが、自社株買いの効果があって一株あたり利益は上手にコントロールできている印象があります。


◆配当金と配当性向

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このように順調に増配してきた歴史があります。増収増益ではないのに、無理はないのか?気になりますよね。

先述の通り、自社株買いによって、発行済み株式数を減らしていますので、一株あたり利益は上昇しています。よって、増配はしていますが、配当性向は危険水準までは上昇していません。40%台前半ですから、余程の減収減益に見舞われない限り減配リスクは低いと言えるでしょう。

上手に一株あたり利益をコントロールすることで、株主還元を意識していると評価していいと思います。


◆事業別売上高と営業利益

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売上高は分散できていますが、営業利益は携帯電話事業に偏りがありますね。政府からの値下げ要求があり、どれだけ影響が出るのか気になるところです。


◆展望

通信事業というのは、今後は社会的インフラという位置付けがより鮮明になると思います。政府はそれを理由に値下げを要求している訳ですね。

そして、NTTは日本国内が主戦場ですから、人口減少にも見舞われます。

となると、NTTはジリ貧なのか?減収減益が続くと、やがて減配になるのではないか?JTと同じ運命なのか?そんな心配をされるかもしれません。


しかしながら、僕okeydonはそうは見てません。その理由は5G、その次は6Gと確かなイノベーションがあるからです。5Gは産業革命とも言われていますね。


ここで過去に遡りましょう。通信というのは、元々は電話回線による音声電話だけでした。そこにFAXというアナログ文字の伝達機能が加わりました。続いて、ポケットベル、信号ですね。その次は、パソコン通信

それから、携帯電話。そして、携帯電話が進化を重ねて、テキストメール、写メール、動画という流れですね。自宅の通信回線も光ファイバーで高速化しました。

今や、家電までもが通信回線とつながっています。この先はIot、遠隔医療、自動運転、ロボットなどなど、いろんなものが通信とつながります。つまり、通信を使うのが人だけではなくなるのです。よって、人口減は関係ないということです。そこがタバコとは違うところです。ロボットはタバコを吸いませんからね。


◆まとめ

通信は公益企業と見做されて儲かりにくくなってきました。電気やガスと同じですね。とはいえ、電気やガスと決定的に違うところは最先端分野であるということ、イノベーションが起こるということです。人口減であれど、利用域が広がることで、通信量はどんどん増えます。

新しい分野で儲けることが可能ということです。とはいえ、それもまた儲けすぎると政府から規制が入るように思います。

よって、通信は最先端分野では有りますが、NTTを投資家として見ると成長企業とは言えません。成熟企業でしょう。しかしながら、高配当株としては君臨し続けると思います。



最後にひとつ付け加えておきます。JTの件も有りましたから、もう分かりだと思いますが、国が大株主であっても、利益がなければ配当は維持できません。そこを分析しましょう。


投資判断は自己責任にてお願い致します。


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今日も何事にも適温でまいりましょう。




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