こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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昨日、NTTが2020年度決算を発表しました。
この記事では、NTTの2020年度決算について分析したいと思います。
次のような内容になっています。
◆株主還元
◆ドコモの収益
◆連結決算
◆中期計画
◆まとめ
◆最も気になる株主還元は・・・
(NTT決算資料より引用。以下同様。)
2021年度の配当金(予想)は、2020年度に対して5円増配の110円です。これで、11期連続の増配となります。
合わせて、自社株買いも終了している旨、報告がありました。
◆株主還元の履歴も見ておきましょう。
配当金は右肩上がりですが、配当性向は抑えられており、増収を背景とする無理のない増配であることが分かります。
自社株買いも継続的です。
◆次に気になる子会社となったドコモの収益状況は・・・
※営業収益=売上高(以下同様)
2020年度は、2019年度に対して、増収増益(売上高も営業利益も増加)となりました。さらには、2021年度予想も無理のない数字となっています。
政府からの値下げ要請(圧力)があるなかで、これは胸を撫で下ろす結果、予想ですね。
◆連結決算の結果および予想は・・・
2020年度の連結決算は、2019年度に対して、売上高、営業利益、当期利益の全てが増加。増収増益を果たしています。
2021年度決算は、売上高、営業利益、当期利益、EPS(1株あたり利益)の全てが成長する予想です。セグメント別では、全事業で増収(営業利益増)となっており、これは心強いです。
また、EPSは、2021年度248円に対して、2022年度は300円と、21%増です。
これは、連続増配が伸びることが期待できます。配当性向が40%くらいで推移していることを鑑みますと、10円増配の120円を期待します。
◆中期計画は・・・
2018年11月に公表した中期計画では、2023年のEPSを320円としています。2022年度予想が300円ですから、これもクリア出来そうな数字です。
配当性向を40%と仮定すると、2023年度の配当金は5円増配の125円を期待します。
◆まとめ・・・
簡易分析には成りますが、配当投資家として、NTTを保有しておけば盤石ですね。
ドコモ子会社化の折に、ドコモ株からNTT株に乗り換えましたが、判断は正しかったと思います。
このまま長期ホールドして、配当金を得ていきます。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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