こんにちは、okeydon(桶井 道/おけいどん)です。
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昨日5/12、NTTが2021年度決算を発表しました。安定の、成長のNTT、さすがです。
この記事は次のような内容です。
◆2021年度 決算
営業収益(=売上)、営業利益、当期利益が、いずれも過去最高を更新しています。
コロナ禍でも関係なく、さすがの数字ですね。
◆2022年度 業績予想
2021年度をさらに超える予想となっています。営業収益(=売上)、営業利益、当期利益、EPSの全てが増加の予想です。
◆中期目標の進捗状況
EPSの推移に安心感があります。しっかりと目標をクリアしてきていますね。
2023年度にはEPS370円、2021年度決算よりも12.5%増です。理論上、2年後に、それだけ株価が上がることが期待できます。
◆回線数推移
固定ブロードバンド回線数、移動ブロードバンド回線数ともに増加しています。今期も増加予想です。競争が激しいなかでも、増えているのは安心材料です。
◆株主還元
2022年3月期の配当は、10円増配の115円です。11年連続増配です。
2023年3月期の配当予想は、5円増配の120円です。
自社株買いは、2022年5/13〜2023年3/31の期間で、4000億円を上限に設定されました。
長期グラフで見ると、株主還元がよく見えます。
5年間で、配当金は約2倍です。
増配しながらも、配当性向が上がっていないところは強く評価できます。増益を背景に無理のない配当を継続していることが窺えますね。
◆まとめ
コロナ禍、地政学リスク、資源高などいろんな要因がある昨今ですが、それらに関係なく、また政府からの値下げ圧力もなくなり、NTTにはリスクらしいリスクが見当たらないと思います。
岸田政権による、デジタル田園都市国家構想という国策は、追い風になるでしょう。
業績予想も中期目標も納得の数字になっており、それに支えられた株主還元も喜ばしい内容です。期待感を高く持ちつつ、長期保有の方針に変わりはありません。
投資判断は自己責任にてお願いします。
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オリックスも素晴らしい決算でした。
okeydon.hatenablog.com
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