おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●人生の「まさか」への備え、収入をひとつの会社に依存せずポートフォリオ化を

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


人生というのは、とても長く、その中で何が起こるか分かりません。理不尽なこと、不合理なこと、想定外のことが必ずや起こります。人生思い通りにいくことはありません。あなたは、そんな人生の「まさか」にどれだけ耐えられそうですか?準備されていますか?

この記事では、人生の「まさか」への対応として、収入のポートフォリオ化について記述します。



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◆ウィルスとの戦い

人類の歴史は、ウィルスとの戦いだとも言われています。 2020年だけ見ても、新型コロナウィルスで、世界は翻弄されています。日本企業も厳しい現状です。これは大きな「まさか」で、現在進行形で収束の目処も立っていません。

時を遡ると、地球上では数年おきにウィルスとの戦いが起こっています。

エボラ、強毒で死亡率が高くて感染率が低かったこと、発生したのがアフリカでグローバリズムとは一定の距離があったため、世界には広がりませんでした。

新型インフルエンザ、豚を起源とするインフルエンザが発生しましたが強毒ではなく、通常のインフルエンザ治療薬が効いたため、また今では季節性インフルエンザの一つに数えられ、ワクチンもあり、人類は乗り越えました。

SARS、MERS、これらは、今ほどグローバリズム化が進んでおらず、地域的な流行に留まりました。


この先も同じことの繰り返しでしょう。グローバリズム化が進んだ現代では、新しいウィルスが発生すると、その地域だけでは終わらずに世界に広がるリスクが高いと言えます。


そんなときに、あなたの企業は利益を生み出し続けれるでしょうか?給料は安泰ですか?何年持ちそうですか?今のコロナ禍で、どうですか?来年は大丈夫ですか?


◆自然災害

巨大化する台風、激しくなる梅雨、地震、豪雪、海外では山火事など、様々な自然災害が発生しています。地球温暖化とともに、災害は増えることはあっても減ることはないのではないでしょうか。

我が家も地震で被災経験があり、ライフラインが途絶えて、自衛隊給水車に助けられたことがあります。家の修繕にもお金がかかりました。

数年前には台風が直撃して、隣の家までが停電し我が家はギリギリセーフでしたが、テレビは数日間映らなくなりました。暴風雨に大変怖い思いをしましたが、瓦など家は無事で出費がなかったのが不幸中の幸いでした。

これら自然災害にもしも自宅や勤務先が被災したらどうなるのでしょうか?


◆労働は健康に依存

先に外部要因の「まさか」をふたつ上げましたが、内部要因の「まさか」もあります。

長い人生のなかでは、自分の傷病や家族の傷病、介護もあり得ます。僕は両方とも経験しました。しかも、僕okeydonの場合は、自分が内臓の不調で休職していたときに家族の介護が重なり相当な苦労をしました。人生の底を見ました。労働とは自身と家族の健康があって初めて可能なものだと、言い方を変えると、「労働は健康に依存して成り立っている」と、強く認識させられました。

そして、その時に、元・勤務先は介護休業をすんなりとは取らせてくれなかったことや介護休業給付金の手続きに対しても否定的だったことは、今でも強烈な思い出として心に残っていますね。人が追い込まれているときに、さらに勤務先から追い込まれるとは思ってもいませんでした。そもそも、これは法律違反です。それなりの資本金があり、大企業に分類され、名前も通る会社なんですけどね。

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◆勤務先の健康度

勤務先の健康度、つまり財務や決算にも、我々の人生は左右されます。突然のボーナスカット、賃下げ、役職定年の導入、リストラなどが挙げられます。有名企業までもがリストラを断行する時代です。我々労働者は、会社のお達しには抗えず従うことしかできません。あなたの会社は、この先ずっと持続的に利益を生み続けられる事業をしていますか?

僕の元・勤務先も、数年前にボーナスが寸志になったことがあり、もっと遡ると不支給のことすらありました。この先もコロナ禍でどうなるかはわかりません。まずは株主配当と、株主還元を強烈に意識する歴代の経営陣のもとで、従業員還元は常にそのあとなのです。入社時にはなかった役職定年の制度も導入されました。役職に応じて55〜58歳の間に賃金がカットされるものですが、僕の勤務先の場合は主任クラスや平社員すら55歳で賃金2割カットです。そして、賃下げしない代わりに、所定労働時間の延長がありました。これ、言葉の言い換えであり、実質的に賃下げなんですよね。



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◆バイアスに注意

今当たり前に思って享受していることも、当たり前ではなくなることがあるということを頭に入れておく必要があります。自分の勤務先は大丈夫だ、自分は大丈夫だ、自分の家族は大丈夫だ、そんなバイアスはありませんか?当たり前は当たり前ではなく、様々な要因が上手に回っているから当たり前に思えるのです。どこかが崩れると当たり前ではなくなります。つまり、最も身近なところで言いますと、あなた自身が一生涯にわたり病気や怪我ひとつしないという保証はどこにもないのです。


◆収入のポートフォリオ

もはや、ひとつの会社からの収入で人生設計を立てる時代では無くなりました。それは「依存」とも取れます。つまり、ひとつの会社からの収入に依存してはいけないのです。それが崩れたとき、人生はどうなるでしょうか?

あなたの会社はあなたの人生を保証してくれますか?あなたの会社は何があっても絶対に今の給料をあなたの定年まで保証してくれますか?あなたの会社はあなたの定年まで絶対に倒産しませんか?あなたの会社はあなたの定年まで絶対に買収されませんか?先ほど申しましたが、あなたは一生涯にわたり病気も怪我もしませんか?

不確実性の高い時代になったと僕は思います。寿命が伸びており、長生きリスクなんて言葉すら生まれました。従いまして、自分で自分の身を守るために、収入の「ポートフォリオ化」が必要だと思います。ひとつの会社に依存せずに、収入源を分散するということですね。

投資の世界には、分散投資という言葉があり、投資するときはひとつの銘柄に集中せず、分散することでリスクを軽減することになります。同じように、収入源をひとつの会社に依存せずに分散化する、ポートフォリオ化するということです。

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◆まずは勉強、次に実践

では、どうすればいいのか?いざとなると難しいですね。まずは何事も勉強だと思います。自分には何ができるのか?書店に行って本を探す。本を読む。ネットで知識を広げる、深める。これだと思います。そして、一通り知識がついたら実践してみることです。実践してみてダメでも、失敗も経験のうちです。なぜダメだったのか、さらに勉強してみる。それて、また実践してみる。その繰り返しですね。初めから成功する人の方が少ないです。本業の仕事だって、新入社員時代に数々の失敗をしましたよね。その失敗も経験となり今がある訳です。副業もまた同じです。


◆僕okeydonの場合

ここで、僕okeydonの収入ポートフォリオに触れましょう。

僕okeydonの収入ポートフォリオには、会社からの収入は含まれません。先月末をもって退職し、アーリーリタイアしたからです。

現在の収入ポートフォリオは、①株式投資の配当金、②ブログ関連収入、③父の事業の手伝いによる収入の3本です。③はあと数年で終わると思います。①②をどう伸ばすか、あとは新たに④や⑤をどう設けるかですね。まだ言えませんが④や⑤も視野に入れて動いています。

まずは何事もやってみることだと思いますね。自分はダメだとは思わずに、可能性を信じてやってみることです。こんな凡人の僕ですら、株式投資をして、配当金を積み上げています。愚直に継続してきましたが、いつのまにか平均して月額2桁万円のインカムに育ちました。僕okeydonのアーリーリタイア生活の屋台骨です。

こんな凡人の僕ですら、ブログ開設1年目にして日経マネーに掲載頂いて、2年目にしてダイヤモンドザイや日経新聞電子版に掲載頂いて、GoogleアドセンスAmazonアフィリエイトに合格して数万円の報酬を得ています。新たな話も頂いています。

父の事業については、会社で得た専門分野の知識が役に立っています。その分野に配属されて、会社で進んで勉強していたことが、会社では第一人者として評価されて頼りにされていましたし、今になりとても役に立っています。これは結果的にはおいしかったですね。


◆まとめ

繰り返しになりますが、何事もやってみることです。そのためには、まず勉強することです。何事も勉強と実践の継続です。努力もなく成功できるはずがありません。当たり前のことですね。仕事と同じです。

その中でも比較的簡単なのが投資だと思います。S&P500への積立投資なら誰にでも出来ます。勉強も投資を始めるときに少しすれば、あとは継続的にはさほど勉強する必要がないのがS&P500の長所ですね。


今日も何事にも適温でまいりましょう。



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