こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
Follow @okeydon
経済はあまり動いていませんが、NYダウは順調です。ただ、株なら何でも上がっている訳ではありません。主に成長株に限られていますね。
株だけではありません。金(ゴールド)の価格も上がって市場最高値になっています。日本では、金の小売価格は7月22日に、初めて1グラム7000円台に乗せニュースになりました。
そして、アメリカ債券ETFのBNDも史上最高値となっています。
リートはどうでしょう。複合リートを見ても参考にはなりませんから、個別リート(米国)を調べてみると、動きはちぐはぐです。データセンター、通信、物流はコロナショックから回復していますし、高値の銘柄もあります。他方で、住宅、ホテル、小売(ショッピングセンター)、ヘルスケアは弱いです。オフィスはまちまちです。選別されていますね。
このように、株、金、債券、リートが揃って価格を上げています。日米欧の金融緩和により、世界的にお金は有り余っています。行き場を失ったお金が、経済状況とは関係なく、株価、金、債券、リートに向かっているということです。
これは見方を変えれば、逆の視点から見れば、お金の価値が下がってきているのではないかと思います。
本来、株価は企業価値の先行指数で、半年〜1年先の企業決算に連動するものです。ところが、そこからは明らかに乖離して見えます。企業価値が上昇していないのに、株価が上がる。価値が上がらないのに価格が上がるというのは、お金の価値がそれだけ下がっているという意味にも取れます。
いつかは金融引き締めで、逆回転するでしょうけど、元のレベルに戻るにはどれだけかかるでしょう。となると、目減りする資産を、何かで補う必要があるのではないかと思います。
僕okeydonは、この先、継続的に米国株を中心に投資していきます。年内に退職して退職金を受け取ったら、36ヶ月間にわたって毎月買い付けます。
この先の株価はどうなるのか?総論的には、今の金融相場に、やがて企業業績が追いついて業績相場にリレーされるのが理想です。目下、成長株は強く、成熟株は弱いというのは、このリレーができるかどうか、お金の行き先は選別されて、結果に出ているのかと思います。とはいえ、逆に言えば、成長株はバブルで、成熟株はバブルになっていないとも見れます。バブルには崩壊のリスクがあります。
僕okeydonの投資目標は、60歳到達時の年間配当金額です。市場ベースで見過ぎて惑わされることなく、ゴールベースで投資していこうと思います。そんな中で、一部だけ、アメリカの成長をポートフォリオに取り込むつもりです。つまり、これまでのやり方を大きく変えないでいきます。
投資判断は自己責任にてお願い致します。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
【今さら聞けないお金の超基本】
「稼ぐ」「納める」「貯める」「使う」「備える」「増やす」―それぞれの機能を理解して、うまくお金と付き合えるようになれば、適切な判断・行動ができるようになります。イラストやインフォグラフィックを使用して、
誰にでもわかるように解説。
節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本 ビジュアル版/坂本綾子/泉美智子【1000円以上送料無料】 価格:1,320円 |
【ファンダメンタル投資の教科書】
どうやって銘柄分析するのか?図解や具体例があり、読みやすいと思います。個人投資家に大人気ベストセラーの『株を買うなら最低限知っておきたいファンダメンタル投資の教科書』が、事例を最新のものに替えて、昨今の日本株相場に対応した内容にアップデート。
株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版 [ 足立 武志 ] 価格:1,870円 |
ブログ村に参加しています。宜しければ応援クリックをお願い致します。