おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●日本株 好調は需給によるもの、企業業績を伴っていない銘柄は下落する

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


日経平均株価が好調です。資産を積み上げられている投資家の皆さんが多いことと喜ばしく思います。

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そんななか、水を差すような話になってしまいますが、日本株は全ての銘柄が、この調子で、そうそう簡単に上手くいくわけではないと僕okeydonは思います。


その理由は、、、

株価は、短期では需給で動くのに対して、長期では企業業績で決まるからです。


今は米中貿易摩擦が緩和したことで、株価は上げています。これは短期的な動きで、需給によるものです。

では、長期的にはどう動くのでしょうか?

多くの日本企業が、業績に明るい兆しがありません。


日本銀行が12月13日に発表した大企業の景況感は製造業、非製造業ともに悪化しています。

景況感は四半期ごとに実施している調査です。今回12月の調査では、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数はゼロで、市場予想のプラス3を下回りました。前回調査の9月の結果プラス5から、さらに悪化したことになります。悪化は4四半期連続です。2013年3月調査の結果マイナス8以来の低水準となります。次回3月の予想値はゼロと、横ばいを見込んでいます。

大企業非製造業も2期連続で悪化しました。プラス20で、前回調査から1ポイント悪化です。ラグビーW杯の特需があったものの、消費増税による個人消費の落ち込みが生じたことが、要因です。次回3月の予想値は2ポイント悪化のプラス18となっています。消費増税による個人消費の悪化が懸念されています。


野村証券が12月3日に発表した、2019年度の主要企業(金融を除く)の経常利益見込みは、前年度比5.3%減と、8期ぶりに減益となる予想です。前回予想0.2%増(9月発表)から5.5ポイント下振れして、減益予想に一転しました。


このように、日本企業の業績予想は芳しいとは言えない状況です。従いまして、短期で需給により上げた株価は、企業業績の支えがありませんから、需給が崩れると株価も連動することになるでしょう。

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ただし、すべての日本企業が一律に業績不振ではありませんから、投資にあたり、業績および業績予想のいい企業を選択することが大事だと言えます。



繰り返しになりますが、株価は、短期では需給で動くのに対して、長期では企業業績で決まりますから、すべての日本株がこのまま上がっていくとは思わない方が賢明です。業績および業績予想の良い銘柄を選択しましょう。

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投資判断は自己責任にてお願い致します。



今日も何事にも適温でまいりましょう。



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