こんにちは、okeydon(おけいどん)です。
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母校(大学)より就職活動を前にする学生向けのOB講演の依頼がありました。10年ほど前に就活合宿の講師となり、学生に指導して、講演もしたことがあります。これが2度目の依頼となります。
10年ほど前は、それなりに仕事を頑張っており、就活生のためになるお話することもそれなりにできました。
しかしながら、今回は迷いました。今の自分は学生にどんな話が出来るだろうか？プラスになる話が出来るだろうか？参考になるのだろうか？そう考えたのです。
僕okeydonは、現在 セミリタイアして時短社員 兼 投資家です。そして、来春にはアーリーリタイアしようとしています。そんな自分が、大学で、20歳ほどの学生を相手に、、、
若いうちは仕事を頑張り、ムダなものは買わず、ムダなものは持たず、節約して、お金を貯めるのが良い。お金を使うのはこれはという一つの趣味だけにしよう。お金が貯まれば投資しなさい。会社の将来性に疑問が出たら、または会社で自分の将来が見え出して昇格昇給が望めなくなったら、仕事は程々にして投資に注力しなさい。会社も仕事も順調であっても、全力投球せずに投資に時間を割きなさい。仕事をいくら頑張っても昇格昇給は頑張りに比例しないし、頑張りほどには会社は報いてはくれない。米株投資なら頑張らなくても儲かる。仕事に比べたら楽して稼げる。ほどほどの労働と頑張らない投資がいい。
仕事を頑張り続けても、報いてくれない企業が脱皮する日は来ない。これは20年ほどの社会人生活で嫌という程 思い知らされた。この先は終身雇用がどうなるかも分からない。これからは、ひとつの会社に頼らず、収入の複線化を計り、収入のポートフォリオを組むべき時代だと思う。
今は時短社員となりセミリタイアしていて、来春にはアーリーリタイアするが、これは仕事だけの人生ではなかったからこそ、株式投資してきたことが大きい。
・・・まさか、こんな話できませんよね。
一部、ちょっと極論的な表現をしましたので、実際にはオブラートに包んで話をするにも、この話は毒でしかありません。学生の勉強意欲や就活意欲を盛り上げる話は、今の僕には出来ないかなと。投資の話を大学でするには、まだ時代が早すぎますね。本来、金融教育は必要なことであるとはいえ、時代がまだまだ追いついていません。
というわけで、OB講演はお断りしました。OB就職相談やOB訪問など、いろいろと有りますが、全てお断りするつもりです。今の自分が話せることと、大学が学生に話をして欲しい内容とにかなりの乖離があります。大学の想いに合わせるには僕が無理したり嘘を言ったりしなくてはならない気もします。それも嫌です。
時代が進んで、株式投資、FIRE、セミリタイア、アーリーリタイアが社会にもう少し浸透すれば、それに興味がある学生、希望する学生を相手に、個別にOB訪問なら応じてもいいのかなと思います。
今日も何事にも適温でまいりましょう。
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