おけいどんの適温生活と投資日記(FIRE生活、世界30ヵ国の増配株、ETF、リート投資)

アーリーリタイア ブロガー 桶井 道/おけいどんがFIRE生活と投資、介護(父は要介護5、母はがんサバイバー)について綴ります。投資歴25年、日米など30ヵ国の増配株、ETF、リート。【メディア掲載/コラム連載】多数、プロフィールに記載。【著書】 3冊(FIRE本、米国ETF投資本、新NISA活用本、Amazonにて桶井 道で検索して下さい)【仕事依頼について】問い合わせフォーム(「カテゴリー検索」から探せます)からお願いします

●生命保険会社が外貨建て保険の勧誘をしてきたので撃退した件〜朝日新聞(6/3付朝刊)でも外貨建て保険の販売が急増との報道〜

こんにちは、okeydon(おけいどん)です。


今日は、生命保険会社が外貨建て保険の勧誘をしてきたので撃退したお話です。
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銀行、証券、保険会社など金融機関を訪れた場合に、本来の目的外で、金融商品の勧誘を受けるケースが多いと巷間言われています。あなたも経験がおありではないですか?

朝日新聞2019年6月3日付朝刊でも、外貨建て保険販売が5割増で過去最高となり、購入者は為替相場次第では損失を被ることを理解していないケースがある旨報道されています。


金融商品を購入する場合は、とにかくメリットばかりを見ずに、デメリットをしっかりと理解する必要があります。「説明を受けなかった」と後から文句を言ったところで、何の解決にもなりません。また、ほかにもっといい金融商品がないか、金融リテラシーを幅広く持つことも必要です。「金融機関が売りたい金融商品」を買わされないことが大切と言えます。


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僕okeydonも、先日、某生命保険会社の営業所を訪れたおりに、それが目的ではなかったのに、外貨建て保険の勧誘を受けました。


そのときの訪問目的は、加入済み年金保険の年に一度の契約内容の確認でした。毎年この時期に必ずしています(僕okeydonは、まだいい時代に個人年金保険に加入しました。アセット分散の一環です。)。


日時を予約のうえ訪問すると、デスクには資料がたくさん用意されていました。契約内容の確認のついでに、新たな保険を勧誘する気満々なのが見え見えでした。


とりあえずは、それらたくさんの資料があることは知らんぷりして、契約内容の確認に集中しました。これまでの支払額、今 解約した場合の解約返戻金、この先の支払い年月、年金額など。そして、今保有しているポイント数と交換可能商品の案内がありました。
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契約内容の確認が一通り終わったところで、予想通り勧誘が始まりました。資料がたくさん待ち構えていました。

保険外交員「医療保険など他の保険にご興味はおありですか?」

僕「僕は、年金保険も、医療保険も、がん保険も、損害保険も加入していて、これ以上新たな保険に加入する予定はありません。」

保険外交員「外貨建て保険はいかがですか?貯蓄性があります。」

おすすめは、やはり外貨建て保険のようでした。外貨ベースではお金が増えていくような金融商品ですね。店舗内にもポスターが掲示されています。過去に、ほかの保険外交員にも勧められた経験があります。

僕「僕は、外貨建ての貯蓄性の保険に必要性を感じません。そんなにパフォーマンスがいいのですか?」

保険外交員「外貨建てで資産が増える設計です。高利回りで・・・(以下省略)」

僕「僕には必要ないですね。理由は、僕は自分で海外投資をしています。例えば、ETFといって投資信託みたいなものですが、アメリカのETFなら、年率5%以上で成長していきます。分配金も出ます。ETF、ご存知ですか?」

保険外交員「初めて聞きました。」

僕「アメリカの大企業上位500社とか、アメリカの医薬品や医療機器企業とか、アメリカの高配当企業とか、そのETF1銘柄に投資するだけで、何百社にも分散投資が可能なパッケージ商品みたいなものです。アメリカ株は歴史的に見て、時折リーマンショックなどで大きく下げますけど、ずっと右肩上がりなんですよ。平均して年間5%以上のパフォーマンスがあるんです。その外貨建て保険よりパフォーマンスがいいと思いますよ。」

保険外交員「そういう金融商品があるのですね。」

僕「そもそも、その保険も、こういうETFとか、ETFに組み入れられているようなアメリカ企業に投資して運用しているのではないですか?だから、外貨建てでの保証になってる。」

保険外交員「なるほど。」

僕「それなら、僕はそのETFへの投資方法を知っているので、わざわざその外貨建て保険に加入しなくても、自分でETFに直接投資しますよね。ほかにも、世界13ヶ国と地域に自分で投資しています。だから、興味ありません。」

保険外交員「勉強になりました。」

やりとりはもっと長かったですが、要約するとこんな感じです。

これで、来年以降は、新たな保険の勧誘はないでしょう。資料を印刷していろいろ用意するにも紙が勿体ないですから、来年から辞めて下さいね。


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一部繰り返しになりますが・・・
金融商品を購入する場合は、メリットだけではなくデメリットも理解する
②より良い金融商品が他にないのか幅広い金融リテラシーを持つ
③「金融機関が売りたい金融商品」を買わされないこと
④金融機関の担当者が、どんな人物かよく知る(その担当者が売りたい金融商品を売ってくるタイプか、こちらの投資性向を理解して寄り添ってくれるタイプか、何も分かっていないタイプか。)

金融機関との付き合いにはこの辺りが重要だと思います。



今日も何事にも適温でまいりましょう。


関連記事です。
銀行員との付き合い方
okeydon.hatenablog.com



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